ベロリンガ
ベロリンガ | |
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イッシュ なし - ベロリンガ(#{{{イッシュ順}}}) - なし | |
基礎データ | |
英語名 | Lickitung |
進化体系 | たねポケモン |
進化前 | なし |
進化後 | ベロベルト |
世代 | 第1世代 |
ポケモン学 | |
分類 | なめまわしポケモン |
タイプ | ノーマル |
高さ | 1.2m |
重さ | 65.5kg |
特性 | どんかん/マイペース |
かくれ特性 | ノーてんき |
ベロリンガは、ポケットモンスターシリーズに登場する1025種のポケモン(架空の生物)のうちの一種である。
特徴
ピンク色で太ったサンショウウオのような姿をし、お腹の辺りに黄色の縞模様と両足に円形の模様が入り、太く大きな尻尾を持ったポケモン。身長の約2倍、2.5mもある舌を持つ。普段は口の中に舌を巻いて収納している。舌の先まで神経が発達していて舌で微妙な動きや自由自在に伸ばしたりしたりして舌を器用に操り、戦闘の攻撃、防御から獲物の捕食まであらゆる行動をすることができる。初めて見るものは舌でベロベロ舐め回し、味と感覚で相手を記憶して、獲物かどうか確認する。ただし、すっぱいものは苦手。普段はおとなしい性格で、実は、いつもお腹を空かしていて、食いしん坊である。獲物を捕らえるときは、ベロリンガ特有の威圧感により獲物をおびき寄せ、獲物が射程範囲内に入ると遠距離から素早く舌を伸ばし、獲物に器用に巻き付けてペロリと捕食する。ちなみに舌にはネバネバした強い粘着力のある唾液でべっとりと覆われていて、獲物からあらゆるものをくっつけることができ、しっかりと絡めとり逃がさない。唾液には、獲物を絡めとる以外に体が痺れさせる成分が含まれている。捕食の時に獲物が舌の中で暴れれば暴れるほど、唾液の分泌量と麻痺成分の促進になるため、効果が早まり、すぐに動けなくすることができる。毛つぐろいのように自分の体をベロベロ舐め回して、きれいにする。舌を伸ばすと尻尾が振るえる。基本的に物理攻撃は、舌を使って攻撃するため、舌が触れた時点で、唾液の成分により麻痺させることができるが、ゲームのほうでは、麻痺させることが出来るのは、舌で舐めるだけである。舌を伸ばすと太く大きな尻尾は、震えるので、繋がってる可能性がある。
ゲームでのベロリンガ
『赤・緑』『ファイアレッド・リーフグリーン』では野生のものが出現せず、ゲーム中のトレーナーとの交換でしか入手できない(『赤・緑』、『リーフグリーン』ではヤドランと、『ファイアレッド』ではゴルダックと交換)。ニックネームは「なめぞう」である。『青』ではサファリゾーンに出現する。また、『ピカチュウ』ではハナダのどうくつに出現する。「HP」がやや高く、「すばやさ」が低いほかは平均的な能力を持つ。
舌が特徴とされるベロリンガだが、「したでなめる」をレベルアップで覚えるようになるのは『金・銀』以降である。
『ダイヤモンド・パール』より進化形のベロベルトが登場。「ころがる」を覚えた状態でレベルアップすることで進化する。全国図鑑入手後リッシ湖で大量発生することがある。
『プラチナ』では、215番道路に野生のものが出現する。
外伝作品でのベロリンガ
『ポケモンスタジアム2』では、ミニゲーム「ベロリンガのぐるぐるずし」が登場する。ベロリンガを操り、舌を伸ばして回転寿司を次々と食べていくという内容。
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』では、ステージの一つ「ポケモン亜空間」のフィールドの一部として巨大なベロリンガが登場する。
アニメでのベロリンガ
ロケット団のムサシの手持ちポケモンとして登場。ムサシ (アニメポケットモンスター)#無印編から登場したポケモンを参照。
ポケモンカードでのベロリンガ
無色タイプのたねポケモン。初登場は拡張パック第2弾『ポケモンジャングル』。相手に与えられるダメージこそ少ないものの、HPが高く、相手を特殊状態にする技を持つため、壁として長く場に居座り続けることの出来るポケモンである。その後、タケシのポケモンとしても登場している。
漫画でのベロリンガ
『ポケットモンスターSPECIAL』では、第7章で野生の個体が複数登場。うち1体はベロベルトに進化後、ダイヤに捕獲された。ニックネームは「りー」。ダイヤモンド (ポケットモンスターSPECIAL)#手持ちを参照。