プライド (U2の曲)

「プライド」
U2 のシングル
初出アルバム『焔』
B面	ブーメランII
リリース	1984年9月
規格	7インチ・シングル; 12インチ・シングル; カセット・シングル
録音	1984年
ジャンル	ロック
時間	3分48秒
レーベル	アイランド・レコード
作詞・作曲	U2
プロデュース	ブライアン・イーノ、ダニエル・ラノワ
チャート最高順位
	1位（ニュージーランド）; 2位（アイルランド）; 3位（イギリス）; 5位（オランダ）; 7位（ノルウェー）; 12位（スウェーデン）; 27位（カナダ・RPM）; 33位（アメリカ）;
U2 シングル年表
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「プライド」（原題：Pride (In the Name of Love)）は、U2が1984年に発表した楽曲。4作目のスタジオ・アルバム『焔』（1984年）からの第1弾シングルとしてリリースされた。

解説

公民権運動の指導者であったマーティン・ルーサー・キング・ジュニアに捧げられた楽曲。プリテンダーズのクリッシー・ハインドがバッキング・ボーカルで参加しており、クリッシーは当時シンプル・マインズのジム・カーと結婚していたため、クレジットでは"Mrs. Christine Kerr"と記された^[7]。

イギリスでは3位に達し、バンドにとって2度目となる全英シングルチャートでのトップ10入りを果たした^[2]。アメリカのBillboard Hot 100では33位に達した。U2のシングルが、Billboard Hot 100の50位以内に達したのは初めてのことであった^[6]。

シングルのカップリング曲「ブーメランII」は、オリジナル・アルバム未収録で、2009年に発売された『焔』のデラックス・エディション盤のボーナス・ディスクに初収録された。12インチ・シングルには、インストゥルメンタルの「ブーメランI」も収録されている。

この曲は、U2のライヴで頻繁に演奏された。アルバム及び映画『魂の叫び』（1988年）や、多くの映像作品にライヴ・ヴァージョンが収録されている。2009年1月18日に、バラク・オバマ大統領の就任を祝賀して行われたコンサート『ウィ・アー・ワン:オバマ就任祝典』でも、この曲が歌われた^[8]。

2006年、VH1の番組「The Greatest」での企画「80年代の最も偉大な100曲」に於いて38位にランク・インした^[9]。

バーバラ・ディクソン - 『After Dark』（1987年）
C+Cミュージック・ファクトリー - クリヴィレス&コールという別名義で、1991年にシングルとして発表。このヴァージョンは、映画『ファイティング・キッズ』（原題：Gladiator、1992年公開）のサウンドトラックで使用された^[11]。
ジョン・レジェンド - 2008年4月6日にヒストリーで放送された、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアのドキュメンタリー番組『King』にカヴァーを提供した^[12]。