マッドマックス:フュリオサ
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マッドマックス:フュリオサ | |
---|---|
Furiosa: A Mad Max Saga | |
監督 | ジョージ・ミラー |
脚本 |
ジョージ・ミラー ニコ・ラサウリス |
製作 |
ジョージ・ミラー ダグ・ミッチェル |
出演者 |
アニャ・テイラー=ジョイ クリス・ヘムズワース |
音楽 | ジャンキーXL[1] |
撮影 | サイモン・ダガン |
編集 | マーガレット・シクセル |
製作会社 | ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 |
2024年5月23日 2024年5月24日[2][3] 2024年5月31日[4] |
上映時間 | 148分 |
製作国 |
オーストラリア アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
前作 | マッドマックス 怒りのデス・ロード |
『マッドマックス:フュリオサ』(原題:Furiosa: A Mad Max Saga)は、2024年公開予定のオーストラリアのアクション映画。
映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に登場したシタデルの大隊長の女戦士フュリオサの若き日を描くスピンオフ映画。『マッドマックス』シリーズと同じジョージ・ミラー監督、アニャ・テイラー=ジョイが若き日のフュリオサを演じる[3][5]。
あらすじ
この作品記事はあらすじの作成が望まれています。 |
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の前日譚となる。
世界が崩壊した時、若き日のフュリオサは「母なる緑の地」から浚われ、ウォーロード・ディメンタス将軍率いる巨大な暴走族のバイカー集団「バイカー・ホード」の手に落ちてしまう。荒れ地を駆け抜ける彼らは、イモータン・ジョーが統治するシタデルに辿り着く。ディメンタスとジョーの2人の暴君がシタデルの覇権を巡って対立し争う中、フュリオサは多くの試練を乗り越え、故郷への道を探す事になる。
キャスト
※括弧内は日本語吹替[6]。
- フュリオサ:アニャ・テイラー=ジョイ[5](ファイルーズあい)
- 後のシタデルの女性大隊長。
- ウォーロード・ディメンタス将軍:クリス・ヘムズワース[5][7](三宅健太)
- バイカー集団「バイカー・ホード」を率いる男。
- プレトリアン・ジャック:トム・バーク(津田健次郎)
- リズデール・ペル / イモータン・ジョー:ラッキー・ヒューム[8](大塚明夫)
- メリー・ジャバサ:チャーリー・フレイザー(小林ゆう)
- フュリオサの母。
- リクタス・エレクタス:ネイサン・ジョーンズ(西凛太朗)
- イモータン・ジョーの息子。
- オーガニック・メカニック:アンガス・サンプソン(飯島肇)
- シタデルの生体整備士。
- スクロータス:ジョシュ・ヘルマン(佐藤せつじ)
- 人喰い将軍:ジョン・ハワード(玄田哲章)
- イモータン・ジョーの仲間の一人。ガスタウンを治めている。
- 武器将軍:リー・ペリー(千葉繁)
- イモータン・ジョーの仲間の一人。武器、弾薬の製造を行うバレット・ファームの領主。
- ウォー・ボーイ:ダニエル・ウェバー
- クアデン・ベイルズ
製作
2010年7月2日時点では、監督のジョージ・ミラーは『Mad Max: Fury Road(マッドマックス 怒りのデス・ロード)』の次の作品を『Mad Max: Furiosa(マッドマックス:フュリオサ)』のタイトルとし、2本を立て続けに撮影して公開する思惑があるとされていた[9]。
2011年11月25日には『怒りのデス・ロード』のプロデューサーであるダグ・ミッチェルが、続編の脚本が執筆されたと述べていた。さらに、ダグ・ミッチェルは続編の3つ目の脚本がほぼ完成しており、トム・ハーディ版の『マッドマックス』の続編はそれ自体で3部作になると主張。 2015年5月15日にジェフ・ゴールドスミスとのポッドキャストのインタビューで、ジョージ・ミラー監督が『怒りのデス・ロード』の続編でシリーズの次回作のタイトルは『Mad Max: The Wasteland』であり、フュリオサを中心にした『Mad Max: Furiosa』とは別の物語であると述べた。
2020年3月にミラー監督が『怒りのデス・ロード』のスピンオフ作品『フュリオサ』のキャスティングオーディションを行い、アニャ・テイラー=ジョイが参加していると報じられ、10月に映画制作が進んでいる事が発表された。主演者にテイラー=ジョイがフュリオサを演じることが確定。共演にクリス・ヘムズワースとヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世も主演が確定された。しかし、アブドゥル=マティーン二世はスケジュール上の都合で降板となり、後任として11月にトム・バークが出演する事となった。
2022年1月にサイモン・ダガンが撮影監督を務めると報告され、6月には『怒りのデス・ロード』に出演したネイサン・ジョーンズとアンガス・サンプソンが再出演すると報告された。
映画公開は当初2023年6月23日を公開予定にしていたが、2024年5月24日公開予定に変更されている[10]。
2022年10月28日、主演のアニャ=テイラー・ジョイが自身のInstagramで撮影終了を報告した[11][12]。
エピソード
- ジョージ・ミラー監督は2021年公開の『ラストナイト・イン・ソーホー』のラフ編集でアニャ・テイラー=ジョイの演技を見て、すぐ彼女と会ったと言う。
- オーストラリアのニューサウスウェールズ州で撮影が行われた[13]。
- 映画に登場するバイカー集団のボス「ディメンタス」の名は、『マッドマックス 怒りのデスロード』関連のゲームで2015年に発売された『マッドマックス』に「ディメンタス博士」(Dr. Dementus)として初めて登場する。ゲームでは、ガス・タウンのかつての支配者であったがイモータン・ジョーの息子スキャブラス・スクロタスに敗れて殺された故人と言う設定である。
脚注
出典
- ^ “Junkie XL Returning to Score Mad Max: Furiosa Prequel” (英語). ComicBook.com. 2021年2月27日閲覧。
- ^ “Warner Bros. Moves ‘Mad Max’ Spinoff ‘Furiosa’ To Memorial Day Weekend 2024; ‘Salem’s Lot’ To Debut Early Fall 2022”. Deadline. (2021年9月10日) 2021年9月10日閲覧。
- ^ a b “『マッドマックス』フュリオサの新作映画、ついに撮影スタート!”. シネマトゥデイ. (2022年6月2日) 2022年6月2日閲覧。
- ^ 酒井隆文 (2024年3月29日). “「マッドマックス:フュリオサ」5月31日公開。“MADマシマシ”日本版予告”. AV Watch. 2024年3月29日閲覧。
- ^ a b c “'Mad Max' Spinoff 'Furiosa' In The Works At Warners With George Miller Directing & Anya Taylor-Joy In Title Role; Chris Hemsworth & Yahya Abdul-Mateen II Along For Ride”. Deadline Hollywood (2020年10月13日). 2021年6月2日閲覧。
- ^ “ファイルーズあい『マッドマックス』フュリオサ声優に決定 三宅健太、津田健次郎、大塚明夫…豪華吹替キャスト10名発表”. シネマトゥデイ. (2024年4月26日) 2024年4月26日閲覧。
- ^ “「マッドマックス」フュリオサ描いた最新作、'24年公開。US版予告映像も”. AV Watch (2023年12月1日). 2024年1月22日閲覧。
- ^ “『マッドマックス:フュリオサ』新イモータン・ジョー役が判明 故ヒュー・キース=バーンさんから受け継ぐ”. シネマトゥデイ. (2024年3月13日) 2024年3月13日閲覧。
- ^ “George Miller Following MAD MAX: FURY ROAD With MAD MAX: FURIOSA!”. ScreenAnarchy (2010年7月2日). 2024年1月22日閲覧。
- ^ “『マッドマックス』フュリオサ単独映画、2024年5月に公開延期”. シネマトゥデイ (2021年9月13日). 2024年1月22日閲覧。
- ^ @anyataylorjoy (2022年10月28日). "Thank you to those of the wasteland- the crazies..." Instagramより2024年1月22日閲覧。
- ^ “『マッドマックス』新作映画、主演アニャ・テイラー=ジョイが撮影終了”. THE RIVER (2022年10月30日). 2022年11月1日閲覧。
- ^ “Furiosa: A Mad Max Saga (2024) - Filming & production”. IMDb. 2024年1月22日閲覧。