バイナル

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株式会社バイナル
BINAL Corporation
種類 株式会社
略称 バイナル
本社所在地 日本の旗 日本
460-0003
愛知県名古屋市中区錦1-4-6
大樹生命名古屋ビル7階
北緯35度10分21.64秒 東経136度53分47.171秒 / 北緯35.1726778度 東経136.89643639度 / 35.1726778; 136.89643639座標: 北緯35度10分21.64秒 東経136度53分47.171秒 / 北緯35.1726778度 東経136.89643639度 / 35.1726778; 136.89643639
設立 1982年(1979年創業)
業種 情報・通信業
法人番号 3180001015299
事業内容 ソフトウェアの設計、開発、販売
代表者 代表取締役 岡本 治彦
資本金 8,000万円
売上高 19億7,370万円(第40期)
営業利益 13億6,260万円(第40期)
経常利益 6億5,668万円(第40期)
純利益 3億8,796万円(第40期)
従業員数 133名
決算期 毎年8月末日
外部リンク https://www.binal.co.jp/
特記事項: 
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バイナルは、愛知県名古屋市に本社を置く、貿易事業者・物流事業者向けソフトウェアの開発企業である。輸出や輸入業務を行うメーカーや商社のほか、通関業務をはじめとした各種代行業務を行うフォワーダー・NVOCC向けに国際物流システムを提供している。同社はイメージキャラクターとして鈴木ちなみ唐橋ユミ春香クリスティーンを起用していた。

概要[編集]

名古屋市に本社を置き、開発および営業拠点として東京支店、大阪支店を設置。また中国シンガポールにもそれぞれ現地法人を有している。

同社の製品群はTOSSというブランドで統一されており、国際物流における専門業種毎に複数のシステムをラインナップしている。

同社のTOSSシリーズは、貿易事業者向け国際物流パッケージシステムで国内累計販売社数No.1を獲得している。(東京商工リサーチ調べ)

SAPパートナー企業であり、2019年4月にはSAP Pinnacle Awards 2019を日系企業で唯一受賞した。古河電工をはじめとした大手企業を中心に、SAP S/4HANAとのインターフェースで複数の実績を持つ。

導入実績[編集]

大手メーカー、商社フォワーダー等の国際物流事業者向けの大型システム開発を多数手掛ける。

(一例)

古河電工

サッポロビール

タキヒヨー

象印マホービン

・浅川組運輸(ゼネコン大手の淺川組の運輸部門から派生したフォワーダー)

三井食品

ダンロップスポーツ(現 住友ゴム工業

双日ロジスティクス

沿革[編集]

  • 1979年(昭和54年) 4月 ― 事務機器販売会社として創業
  • 1999年(平成11年) 4月 ― 東京三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)へシステムをOEM提供
  • 2014年(平成26年) 2月 ― 瀋陽現地法人を設立
  • 2017年(平成29年) 2月 ― 春香クリスティーンとタレント契約を開始           

            10月 ― 日立システムズとの協業によりMicrosoft Azureによるクラウド環境を商品化

  • 2018年(平成30年) 2月 ― 唐橋ユミとタレント契約を開始
  • 2019年(平成31年) 1月 ― OCR技術世界トップクラスのABBYYと文字認識技術に関する業務提携を開始          

             3月 ― シンガポール現地法人を設立

  • 2019年(令和元年)  4月 ― SAP Pinnacle Awards 2019を日系企業で唯一受賞
  • 2021年(令和3年)  2月 ― 鈴木ちなみとタレント契約を開始 

             5月 ― 三菱商事NTTデータなど日系大手企業10社が共同出資する貿易情報連携プラットフォーム

                 「TradeWaltz」の普及に向けた貿易コンソーシアムに参画

関連グループ企業[編集]

  • 瀋陽翻倍科技有限公司
  • 杭州翻倍科技有限責任公司
  • BINAL Asia Pacific (SG) Pte. Ltd

脚注[編集]

外部リンク[編集]