ニーネ

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ニーネ
出身地 日本の旗 日本
ジャンル ロック
活動期間 1998年 -
公式サイト ニーネ公式ホームページ
メンバー 大塚久生 (ボーカルギター
ヒライタカト(ベース
定行祥一(ドラムス
旧メンバー 平野博行(ベース
川村哲哉 (ベース)
岡徹太朗(ドラムス
中村先輩(ドラムス

ニーネは、1998年に東京都武蔵野で結成された日本のロックバンド

メンバー[編集]

  • 大塚 久生(おおつか ひさお):ギター・ボーカル担当。東京出身
  • ヒライ タカト(ひらい たかと):ベース・コーラス担当。東京出身
  • 定行 祥一(さだゆき よしかず):ドラム・コーラス担当。福岡出身

概要[編集]

前身は1991年から活動していたザ・エクスキューズ・ミー。その前身バンドDaDaぶりは1988年結成。両バンドの曲はニーネでも演奏することがある。ほぼ全ての楽曲の作詞・作曲は大塚が手がけている。定行が歌う曲では作詞に定行が参加しているものもある。

エピソード[編集]

  • バンド名の由来は秘密としている。
  • 『8月のレシーバー』に曽我部恵一が、『小さめシャツの女の子 公園でIT革命』にしまおまほが帯コメントを寄せている。
  • 2003年に一回限りの正式メンバーとして岩島篤史(THE LONDON TIMES)がベースで参加した。
  • 川本真琴と交流があり、川本真琴主催のイベントに参加、アルバム『音楽の世界へようこそ』に大塚がギターで2曲参加した。
  • 『小さめシャツの女の子 公園でIT革命』のマスタリングHARCOが担当した。
  • 『小さめシャツの女の子 公園でIT革命』リリース記念にキャプテンミライ山本ルンルンとのコラボレーションで「マカロンの歌」のボーカロイドPVが作成された。
  • 大橋裕之と交流があり「マカロンの歌」の公式PVのイラスト、『小さめシャツの女の子 公園でIT革命』内のイラスト、『ニーネ・ベスト』のジャケイラスト、ベストの選曲などを大橋が担当した。
  • 前身バンドのザ・エクスキューズ・ミー時代(1997年)、TBSで放送された「東京熱帯生バトルフェスティバル」のバンド部門に出演した。
  • バンド10周年を迎えた2008年、交流のあるアーティスト10組によるニーネのカバーが配信された。
  • 2011年6月に定行が交通事故に遭い一時離脱していたが、2015年6月からライブ復帰する事が発表された。[1]
  • 2014年公開の劇場映画「放課後ロスト」(天野千尋監督、五十嵐藍ワールドゲイズクリップス」原作)」に「あいつらが頭のおかしいことを言っているぜ」が劇中歌になり、本人達役で出演している。
  • 2021年公開の劇場映画『あの頃。』に出演。監督今泉力哉、脚本冨永昌敬、原作劔樹人、主演松坂桃李[1]

作品[編集]

カセットテープ[編集]

  1. ニーネ(1998年)
  2. 好き好きロック大辞典(2019年)

アルバム[編集]

  1. プラタナスハードライン (1999年サバービアレコード
  2. 8月のレシーバー(2000年サバービアレコード)
  3. うつむきDXOK(2000年Oooit Record
  4. アンチリアルロック(2000年Oooit Record)
  5. ハッピータイム ハッピーアワー(2001年サバービアレコード)
  6. SEARCH AND DESTROY(2005年サバービアレコード)
  7. 小さめシャツの女の子 公園でIT革命(2009年サバービアレコード)
  8. ニーネ・ベスト(2013年サバービアレコード)
  9. ニーネ・ナイン(2013年サバービアレコード)
  10. ニーニング・ナウ!(2018年サバービアレコード)

オムニバス・コンピレーション参加[編集]

  1. HiSTYLE (1999年HIGH LINE RECORDS
  2. 本命,バイト中 T山'sコンピレーション1/V.A.(2000年6月サバービアレコード)
  3. 新宿ミーティング01(2001年Tin Berry)
  4. STYLUS#5(2002年HIGH LINE RECORDS)
  5. どんなものでも君にかないやしない 岡村靖幸トリビュート(2002年BOUNCE RECORDS
  6. 文藝ミュージシャンの勃興(2002年POLYSTAR
  7. Oooit BEST 99-02 (2002年Oooit Record)
  8. SING ROCK EVOLUTION (2002年UK PROJECT / STAND OUT RECORDS)
  9. チェリータイムスVOL.50 DVD BOOK!! (2012年CHERRY TIMES)

CD-R[編集]

全てサバービアレコードからのリリース

  1. 本命、バイト中 T山'sコンピレーション1/V.A.(CD-R version) (2000年2月)
  2. 四倍ブルー (2000年)
  3. 2003/9/7 高円寺JIROKICHI(2003年)
  4. 2003/10/26 渋谷屋根裏(2003年)
  5. アボガドロの悲劇(2005年)
  6. endless_summer(2005年)
  7. 何も考えてないわけじゃあないんだよ(2006年)
  8. 2006/02/19 THE LAST LIVE OF KAWAMU(2006年)
  9. 大塚久生 ピアノ弾き語り@440+1(2007年)
  10. ニーネ 2007/7/9 下北沢(2007年)
  11. 心に火をつけてくれ(2008年)
  12. 大塚久生弾き語り 2013/10/12 阿佐ヶ谷harness(2013年)
  13. ニーネ 2013/05/02 新宿JAM(2013年)
  14. 負けるのをやめた私スペシャル(2016年)
  15. 大塚久生バンド-東京のある一夜(2018年)
  16. 2019_JIROKICHI(2019年)
  17. Let's Sing a Song(2020年)
  18. 2021/02/27_Showboat(2021年)

CD-R(来場者特典)[編集]

  1. HOW LOW? 2003/11/28 三軒茶屋グレープフルーツムーン/V.A. (2003年)
  2. 2003/12/24 下北251(2003年)
  3. 藪こぎ13回目/イベント主宰マーガレットズロースとのスプリット作品(2004年)
  4. RHAPSODY<ラプソディ>Vol.0/V.A.(2005年)
  5. 2017夏3週連続ライブ記念Gift(2017年)

DVD-R[編集]

  1. Live At Goodman 2017.04.16(2017年)

脚注[編集]

外部リンク[編集]