コンテンツにスキップ

スレッジハンマー (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。MiraModreno (会話 | 投稿記録) による 2012年1月21日 (土) 02:03個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (+{{Infobox Single}}、全角・二重鍵括弧掛け(WP:JPE#著作物名に従う)、ジェネシスの曖昧さ回避、リダイレクト回避&Catにソート)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

スレッジハンマー
Sledgehammer
ピーター・ガブリエルシングル
初出アルバム『So』
B面 Don't Break This Rhythm
I Have the Touch (mix)
Biko (ext)
リリース
規格 7"、12"CD
録音 1985年
ジャンル ロック
時間
レーベル イギリスの旗Virgin
アメリカ合衆国の旗Geffen
作詞・作曲 ピーター・ガブリエル
プロデュース ダニエル・ラノワ
ピーター・ガブリエル シングル 年表
Walk Through the Fire
1984年
スレッジハンマー
(1986年)
Don't Give Up
(1986年)
テンプレートを表示

スレッジハンマー」 (Sledgehammer)とは、イギリスの歌手、ピーター・ガブリエル1986年のアルバム『So』に収録され、そこからシングルカットされた楽曲。カナダで同年7月21日に1位に、26日アメリカBillboard Hot 100で1位に、全英シングルチャートでも4位に輝いた。

概要

ポップスの要素を取り入れ、1986年にリリースされたアルバム『So』は世界的ヒットを記録し、そこから同曲がシングルカットされた。緻密な作りのプロモーション・ビデオ(後述)がMTV等で繰り返し放送されたことにより話題を呼んだことも相まって、かつて在籍していたジェネシスの「インヴィジブル・タッチ」を1位から引き摺り下ろして、1986年7月26日付のBillboard Hot 100で全米No.1に輝く快挙を成し遂げている。

彼にとってこれが最初の全米No.1となると共に、イギリスでのキャリア生活で「ゲームズ・ウイズアウト・フロンティアーズ」と並ぶ最大のヒットを収めた。

ちなみに、オリジナル・バージョンにて曲の冒頭および2番のサビ終了後に流れる尺八の音は、フジテレビ系列の『とんねるずのみなさんのおかげでした』の番組内コーナーである「食わず嫌い王決定戦」の「実食」の際にBGMとして流れている。

プロモーションビデオ

スティーヴン・ジョンソンが監督を務め、アードマン・スタジオ(ニック・パーク、ピーター・ロード、リチャード・ゴルゾウスキー)がアニメーションを担当として関わった。クレイアニメをコマ取りにしたアニメーションに見せた造りであり、作中にもスレッジハンマー(Sledgehammer)を意味する「大槌」が頻繁に出てくる。

内容もさることながら、PVにストップ・モーション・アニメーションを使う手法があまり浸透していなかった当時ではその新鮮さもMTVで放映されたことで一気に広まり、1987年のMTVミュージック・ビデオ・アワードでもベスト・ビデオに選出された。

関連項目

外部リンク