シトロエン・DS3 WRC
シトロエン・DS3 WRC | |
---|---|
ボディ | |
乗車定員 | 2名 |
ボディタイプ | 3ドアハッチバック |
駆動方式 | 4WD |
パワートレイン | |
エンジン | 1.6L 直列4気筒ターボ |
最高出力 | 221kW(300PS)/6,000rpm |
最大トルク | 350Nm(35.7kg·m)/3,250rpm |
変速機 | 6速シーケンシャルMT |
前 |
前:マクファーソンストラット 後:マクファーソンストラット |
後 |
前:マクファーソンストラット 後:マクファーソンストラット |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,461mm |
全長 | 3,948mm |
全幅 | 1,820mm |
車両重量 | 1,200kg |
その他 | |
燃料タンク | 75L |
DS3 WRC(ディーエススリー ダブリューアールシー、仏: Citroën DS3 WRC)は、シトロエンが2011年から世界ラリー選手権で使用している競技専用車である。
概要
2011年から適用される新しい車両レギュレーションに対応するため、S2000車両をベースとして開発された。
主な変更点として、エンジンが2.0L→1.6L、パドルシフトのセミAT→フロアシフトのシーケンシャルMT、センターデフの廃止 (ハンドブレーキを用いる場合に備えてリアの駆動をカットする機構が採用) が挙げられる[1]。
油圧式パワーステアリング、アルミハウジングのサデブ(Sadev )製トランスミッション 、タイヤはミシュランを採用する。
沿革
2010年9月30日、パリ・モーターショーで公開。
マシンはセバスチャン・ローブ、ダニエル・ソルド、セバスチャン・オジェと、テストドライバーのフィリップ・ブガルスキーによってテストが行われた[2]。
2011年、セバスチャン・ローブとDS3 WRCはドライバーズおよびマニュファクチャラーズのダブルタイトルを獲得。
脚注
- ^ “WRCレギュレーション”. ミシュラン モータースポーツレポート. (2011年2月6日)
- ^ “シトロエン、次期WRCマシン「DS3 WRC」の詳細を公開”. Car Watch. (2010年10月1日)
関連項目
- シトロエン・DS3
- セバスチャン・ローブ - シトロエンのエースドライバー。2011年、前人未到のドライバーズタイトル9連覇を達成した。
- ミッコ・ヒルボネン - 2012年よりシトロエンのセカンドドライバーとしてDS3で参戦している。
- ペター・ソルベルグ - 2011年、自らが設立したチームよりDS3 WRCで参戦。
- キミ・ライコネン - 2011年、自ら立ち上げたチーム「ICE 1 Racing」よりDS3 WRCで参戦。
外部リンク