スーパー2000

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スーパー2000(Super 2000、S2000)は、FIAが定めた競技車両規定の1つ。ラリーツーリングカーレースに用いられる。グループNからの発展である。

主なレギュレーション[編集]

ラリーカーとツーリングカーとでそれぞれ個別のレギュレーションが存在する[1]。 さらに、2011年より主に世界ツーリングカー選手権(WTCC)および世界ラリー選手権(WRC)にて使用する1.6L 直噴 ターボ(1.6L DI T/C)エンジンを搭載する車両に対するレギュレーションが追加された[2]

  • ベース車両
    • 連続する12か月間に2,500台以上生産された4座席以上を有する車両。
      • 2012年まで、「グループN(Gr.N)またはグループA(Gr.A)の公認を受けた」という規定があるが、2013年以降にグループN・グループAの新規ホモロゲーションは取得できないため、この規定を廃止する。
  • 最低車重
    • ラリーカー(スペアタイア1本を含む)
      • 車両のみで1,200kg以上かつドライバーとナビの体重を含んで1,350kg以上。
    • ツーリングカー(全ての装備品を付けたドライバー体重を含む)
      • オリジナルまたはGr.Nにて公認されたトランスミッションを使用した前輪駆動車は1,140kg。
      • S2000にて公認されたトランスミッションを使用した前輪駆動車は1,170kg。
      • オリジナルまたはGr.Nにて公認されたトランスミッションを使用した後輪駆動車は1,170kg。
      • S2000にて公認されたトランスミッションを使用した後輪駆動車は1,200kg。
  • エンジン
    • 2L NA仕様
      • 排気量は2Lまで。
      • 自然吸気(NA)のみ。
      • レブリミットは、ラリーカーが8,500rpm。ツーリングカーが4気筒は8,500rpm、5気筒は8,750rpm、6気筒は9,000rpm。
    • 1.6L DI T/C仕様
      • 排気量は1.6Lまでおよび気筒数は4気筒まで。
      • ガソリン直噴およびターボ過給のみ。
      • レブリミットは8,500rpm。
  • 駆動系
    • 変速機構は機械式のみ。
    • ラリーカー
      • 四輪駆動車への改造が可能で、公認された車両のもの。または公認されたもののみ使用可能。
    • ツーリングカー
      • 二輪駆動のみで公認された形式を変更しなければ改造は自由。公認された車両のものを改造する場合は5速まで(5速を超える場合は、6速以上が作動できないようギアを除去する)。S2000にて公認されたシーケンシャル・トランスミッションは6速まで。
  • サスペンション
  • その他
    • ABSやEPSなどドライバーエイドとなる電子デバイスは使用禁止。
    • 車体価格は16万8千ユーロまで(日本円にして2,000万円前後)。

主な車種[編集]

ラリー車両[編集]

参戦予定、もしくは参戦すると言われる車種

ツーリングカー[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]