シエナ・ミラー

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シエナ・ミラー
Sienna Miller
Sienna Miller
『ファクトリー・ガール』のプレミアにて
本名 Sienna Rose Miller
生年月日 (1981-12-28) 1981年12月28日(42歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ニューヨーク
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 イギリスの旗 イギリス
職業 モデル・女優・ファッションデザイナー
活動期間 2001年 -
 
受賞
ゴールデンラズベリー賞
最低助演女優賞
2009年G.I.ジョー
その他の賞
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シエナ・ローズ・ミラーSienna Rose Miller, 1981年12月28日 - )は、アメリカ合衆国/イギリスモデル女優ファッションデザイナー

生い立ち

アメリカ合衆国ニューヨークで生まれ、幼い頃にイギリスロンドンに移住[1]バークシャーの寄宿学校を卒業後、2000年から1年間、ニューヨークのリー・ストラスバーグ・インスティチュートに在籍。

父親のエドウィン・ミラーはアメリカ人の銀行員、母親のジョゼフィーナ・“ジョー”・ミラーはイギリス系南アフリカ人でロンドンのリー・ストラスバーグ・アカデミー・インスティチュートを運営していた。6歳の時に両親が離婚。父親はイギリス人のインテリア・デザイナー(ケリー・ホッペン)と再婚するが再び離婚。兄弟はファッション・デザイナーの実姉(サバンナ)と異母弟が二人(チャールズ、スティーブン)、義母の連れ子である姉(ナターシャ・コレット)がいる。

キャリア

モデル

モデルとしてキャリアを始め、タンディ・アンダーソンと契約後にコカ・コーライタリア版『ヴォーグ』、プラダのモデルとなる。2003年には「Pirelli」のカレンダーのモデルに起用される。[2]2006年にはペペ・ジーンズ(ロンドン)の専属モデルとして契約する。[3]

俳優

俳優として間もない頃にニューヨークで舞台『The Striker, Independence』やアンソニー・ミンゲラが監督した『Cigarettes & Chocolate』に出演。2001年に『South Kensington』で映画デビューを果たす。2003年にはアメリカのテレビシリーズ『Keen Eddie』のレギュラーとして出演。

2004年公開の映画『アルフィー』で共演したジュード・ロウとの交際で有名になる。翌年には『お気に召すまま』でヒロインのロザリンドを演じてウエスト・エンドの舞台に立った。同年公開の映画『カサノバ』では、ヒース・レジャーの相手役を演じた。2006年公開の『ファクトリー・ガール』では1960年代のポップ・アイコンイーディ・セジウィックを演じ、映画初主演を果たした。

2007年公開のスティーヴ・ブシェミ監督作品『Interview』でインディペンデント・スピリット賞主演女優賞や英国アカデミー賞ライジング・スター賞にノミネートされた。

2009年、『アフター・ミス・ジュリー(原題) / After Miss Julie』でブロードウェイの舞台デビューを果たす[4]

2009年公開の『G.I.ジョー』はシエナ自身、最も興行収入の高い作品となったが、ゴールデンラズベリー賞最低助演女優賞を受賞。同年9月から『After Miss Julie』でブロードウェイの舞台に立った。2010年公開の『ロビン・フッド』で恋人マリアンを演じる予定だったが、降板(ケイト・ブランシェットがマリアンを演じた)。

2015年2月17日開幕の『キャバレー』で主役のサリー・ボウルズ役を務める[4]

デザイナー

2007年7月に姉のサバンナと共に「Twenty8Twelve」というファッションブランドを立ち上げ、デザイナーデビューを果たした。[5]

私生活

先に挙げたジュード・ロウとは2004年12月に婚約したが、2005年7月、ロウと彼の子供の乳母との浮気が発覚、ロウが公式にミラーに謝罪するというスキャンダルが起き、直後に婚約を破棄。その後も交際は続いたが2006年11月に別れた[6]。2009年に復縁したが、2011年11月に破局[7]

2007年8月から俳優のリス・エヴァンスと交際し婚約するが2008年6月に破局。同年7月にはバルサザール・ゲティとの交際が話題となったが、11月には早くも破局した[8]

2011年より俳優のトム・スターリッジと交際し、2012年7月には娘が生まれている。[9][10][11]

主な出演作品

映画

公開年 邦題
原題
役名 備考
2001 South Kensington シャロン シエナ・ローズ名義
2002 ハイスピード・バトル
High Speed
サバンナ
ハイスピードレーサー
The Ride
サラ
2004 レイヤー・ケーキ
Layer Cake
タミー
アルフィー
Alfie
ニッキー
2005 カサノバ
Casanova
フランチェスカ
2006 ファクトリー・ガール
Factory Girl
イーディ・セジウィック
2007 Interview カティヤ
Camille カミーユ・フォスター
スターダスト
Stardust
ヴィクトリア
2008 The Mysteries of Pittsburgh ジェーン・ベルウェザー
Kis Vuk ダーシー 声の出演
ザ・エッジ・オブ・ウォー 戦火の愛
The Edge of Love
ケイトリン・マクナマラ
2009 G.I.ジョー
G.I. Joe: The Rise of Cobra
バロネス ゴールデンラズベリー賞最低助演女優賞受賞
2010 Hippie Hippie Shake ルイーズ・フェリエ
2011 ニューイヤーズ・イヴ
New Year's Eve
2014 フォックスキャッチャー
Foxcatcher
ナンシー・シュルツ
アメリカン・スナイパー
American Sniper
タヤ・カイル
2015 ビジネス・ウォーズ
Unfinished Business
チャック・ポートノイ

テレビ

放送年 邦題
原題
役名 備考
2002 The American Embassy ベーブ
Bedtime ステイシー
2003 - 2004 Keen Eddie フィオナ・ビッカートン
2009 Top Gear 本人 ゲスト出演
2011 Top Gear 本人 ゲスト出演
2012 ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女
The Girl
ティッピ・ヘドレン 主演

脚注

  1. ^ シネマトゥデイ (2006年6月29日). “今週のクローズアップ”. 2007年12月2日閲覧。
  2. ^ Sienna Miller: Biography”. People. 2008年7月18日閲覧。
  3. ^ Pepe bags Sienna (January 10, 2006)”. Vogue.co.uk (2006年1月10日). 2012年7月10日閲覧。
  4. ^ a b シエナ・ミラーがブロードウェイの「キャバレー」に挑戦!”. シネマトゥデイ (2015年1月13日). 2015年1月13日閲覧。
  5. ^ Emili Vesilind (2007年9月30日). “Shades of Sienna”. LA Times. http://articles.latimes.com/2007/sep/30/image/ig-sienna30 2008年7月18日閲覧。 
  6. ^ Female Farst (2006年11月13日). “Law And Miller Split.”. 2007年3月2日閲覧。
  7. ^ シネマトゥデイ (2011年2月9日). “ジュード・ロウとシエナ・ミラーが二度目の破局!.”. 2011年2月10日閲覧。
  8. ^ だめんず・うぉーかー!? ジュード・ロウ元カノのシエナ・ミラーがまたもや破局
  9. ^ Sienna Miller Gives Birth”. US Weekly. 2012年7月8日閲覧。
  10. ^ Sienna Miller Welcomes a Baby Girl”. E! Online. 2012年7月9日閲覧。
  11. ^ “Sienna Miller welcomes first child”. (2012年7月9日). http://timesofindia.indiatimes.com/entertainment/hollywood/news-interviews/Sienna-Miller-welcomes-first-child/articleshow/14768274.cms 

外部リンク