エドゥアルド・アランダ

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エドゥアルド・アランダ
名前
本名 ロレンソ・エドゥアルド・アランダ
Eduardo Lorenzo Aranda
愛称 アランダ先生
ラテン文字 Eduardo Aranda
基本情報
国籍 パラグアイの旗 パラグアイ
生年月日 (1985-01-28) 1985年1月28日(39歳)
出身地 アスンシオン
身長 175cm
体重 72kg
選手情報
在籍チーム パラグアイの旗 レシステンシアSC
ポジション MF (CMF)
背番号 14
利き足 右足
ユース
パラグアイの旗 オリンピア
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2006 ウルグアイの旗 ランプラ・ジュニオルス 25 (1)
2007-2009 ウルグアイの旗 リベルプール 61 (5)
2009-2010 ウルグアイの旗 ナシオナル 10 (1)
2010-2011 ウルグアイの旗 デフェンソール 35 (5)
2011-2015 パラグアイの旗 オリンピア 129 (6)
2014 ブラジルの旗 ヴァスコ・ダ・ガマ (loan) 46 (0)
2016-2017 日本の旗 ジェフユナイテッド千葉 43 (2)
2018 パラグアイの旗 デポルティーボ・サンタニ英語版 0 (0)
2019 パラグアイの旗 デポルティーボ・カピアタ 17 (0)
2020 ペルーの旗 クスコFC 7 (0)
2021 パラグアイの旗 グアイレニャFC 7 (0)
2021 パラグアイの旗 レシステンシアSC 14 (0)
2022 パラグアイの旗 クルブ・リーベル・プレート 0 (0)
2022- パラグアイの旗 レシステンシアSC 14 (0)
代表歴2
2012 パラグアイの旗 パラグアイ 5 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2022年12月13日現在。
2. 2015年9月23日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ロレンソ・エドゥアルド・アランダスペイン語: Lorenzo Eduardo Aranda1985年1月28日 - )は、パラグアイの首都・アスンシオン出身の同国代表サッカー選手。ポジションはミッドフィールダー

経歴[編集]

クラブ[編集]

アスンシオンに生まれ、地元のクラブ・オリンピアのユースで育つものの、トップチーム昇格はならなかった。その後、ウルグアイランプラ・ジュニオルスに加入した。その後2007年初めにリベルプールFCに移籍した。

2009年7月31日にはウルグアイの強豪、ナシオナル・モンテビデオに移籍した[1]。しかし、在籍期間はわずか1年に止まり、デフェンソール・スポルティングに移籍した。

2011年6月半ばには母国パラグアイに帰り、ユースを過ごしたクラブ・オリンピアに加入した[2]。クラブが11年間遠ざかっていたリーガ・パラグアージャを2011年に獲得し、この制覇に際して彼は重要な役割を果たした。それ以降も活躍を果たし、2013年のコパ・リベルタドーレスでも活躍した。

2015年12月19日ジェフユナイテッド市原・千葉に完全移籍で加入することが発表された[3]2016年はボール奪取力に優れたボランチとして負傷時を除き主力としてプレーした。翌2017年はシステムの変更などもあり出番を減らしたが、第20節岐阜戦ではJリーグ初ゴールも記録した。2017年12月7日、千葉を契約満了となったことが発表された[4]

2018年1月13日、パラグアイリーグ・デポルティーボ・サンタニ英語版に加入することが発表された[5]

代表[編集]

2012年7月9日2014 FIFAワールドカップ・予選ボリビア戦でパラグアイ代表としてデビューした。

エピソード[編集]

  • 2016年、青森山田高校から練習参加していた高橋壱晟(後に千葉に正式加入する)が大学進学を含め進路に悩んでいた際に、クラブは未来の活躍する姿を描いてもらおうとアランダと話す機会を設けた[6][7]。アランダは1時間以上にわたってプロの心構えを説き、高橋の素質を高く評価した。共にプロの世界でプレーしようと諭された高橋は感激のあまり涙した[6]
  • 2017年に着用した背番号14は友人に勧められた好みの番号[8]

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
ウルグアイ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2006 ランプラ・ジュニオルス 25 1 25 1
2007-08 リベルプール U・プリメーラ
2008-09
2009-10 N・モンテビデオ 10 1 10 1
2010-11 デフェンソール 35 5 35 5
パラグアイ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2011 O・アスンシオン パラグアージャ
2012
2013
ブラジル リーグ戦 ブラジル杯オープン杯 期間通算
2014 ヴァスコ・ダ・ガマ セリエB 46 0 46 0
パラグアイ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2015 O・アスンシオン パラグアージャ
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2016 千葉 22 J2 27 0 - 2 0 29 0
2017 14 16 2 - 1 0 17 2
パラグアイ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2018 サンタニ 14 パラグアージャ
通算 ウルグアイ U・プリメーラ
ウルグアイ その他 25 1 25 1
パラグアイ パラグアージャ
ブラジル セリエB 46 0 46 0
日本 J2 43 2 - 3 0 46 2
総通算

脚注[編集]

  1. ^ Aranda fue presentado y firmó con Nacional”. lr21.com.uy. 2009年7月31日閲覧。
  2. ^ Ahora sí es oficial: Eduardo Aranda retorna al Olimpia”. paraguay.com. 2011年6月27日閲覧。
  3. ^ エドゥアルド アランダ選手加入のお知らせ”. ジェフユナイテッド市原・千葉. 2015年12月23日閲覧。
  4. ^ 契約満了選手のお知らせ”. ジェフユナイテッド市原・千葉. 2017年12月8日閲覧。
  5. ^ 元パラグアイ代表MFアランダ、自国クラブに加入 昨季まで2年間千葉でプレー
  6. ^ a b 日本一に輝いた泣き虫のエース・高橋壱晟 青森山田で開花した得点力でプロの世界へ 2017年1月11日閲覧
  7. ^ 俺、目立ちたいんです!! 千葉MF高橋壱晟、ゴールにこだわる“武器のない男” ゲキサカ 2017年2月22日
  8. ^ エル・ゴラッソJリーグプレーヤーズガイド2016(スクワッド、雑誌コード17970-04)146頁

関連項目[編集]

外部リンク[編集]