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イブラーヒーム (ウマイヤ朝)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

イブラーヒーム(生没年不詳)は、ウマイヤ朝の第13代カリフ(在位:744年)。

第6代カリフ・ワリード1世の子。第13代カリフで兄に当たるヤズィード3世の早世で跡を継いだ。しかし第4代カリフ・マルワーン1世の孫でイラク総督のマルワーン2世はこれを認めず反乱を起こし[1]、敗れたイブラーヒームはパルミラに逃亡した。

脚注

  1. ^ 兄・ヤズィード3世がクーデターを起こしたことがウマイヤ一族で不満を持たれていたという[要出典]

参考文献


先代
ヤズィード3世
ウマイヤ朝
744年
次代
マルワーン2世