イジー・レヘチカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Bcxfu75k (会話 | 投稿記録) による 2022年6月15日 (水) 06:55個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎外部リンク: 外部リンクの修正 {{ITF}})であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

イジー・レヘチカ
Jiří Lehečka
基本情報
国籍  チェコ
出身地 同・中央ボヘミア州ムラダー・ボレスラフ
居住地 同・中央ボヘミア州クニェジュモスト英語版
生年月日 (2001-11-08) 2001年11月8日(22歳)
身長 185cm (6ft1in)
体重 80kg (176lbs)
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2020年
ツアー通算 0勝
シングルス 0勝
ダブルス 0勝
生涯獲得賞金 2,702,860 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪 1回戦 (2022年)
全米 予選3回戦 (2021年)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 137位(2022年2月7日)
ダブルス 227位(2021年2月7日)
2022年2月7日現在

イジー・レヘチカJiří Lehečka, チェコ語発音: [ˈjɪr̝iː ˈlɛɦɛt͡ʃka]; 2001年11月8日 - )は、チェコ出身の男子プロテニス選手。身長185cm、体重80kg。右利き、バックハンドは両手打ち。ランキング自己最高位はシングルス137位・ダブルス227位。コーチはミハル・ナヴラーティル英語版

来歴

2021年以前

2019年に18歳でチェコ代表としてデビスカップに参加。

2021年6月のミラノ・チャレンジャー英語版のダブルスでチャレンジャー初優勝。翌7月のタンペレ・チャレンジャー英語版ニコラス・キッカーを破りシングルスでチャレンジャー初優勝。8月の全米オープンで初めてグランドスラムの予選に参加し、予選3回戦のイルケル英語版戦まで勝ち進んだ。 2021年シーズンはチャレンジャーのシングルスで2大会優勝・2大会準優勝、ダブルスでは3大会優勝を果たす。年始でシングルス354位・ダブルス482位だった順位は、年末には141位・234位まで上昇した。

2022年

1月の全豪オープンでは、予選のモー英語版パーセル英語版ポプコ英語版らを下し、グランドスラム本戦デビュー。1回戦で第26シードのディミトロフと対戦し、3-1で敗れた。

2月のロッテルダムで予選を勝ち抜き本戦入りすると、1回戦で当時12位のシャポバロフを2-0で下す金星を挙げる[1]。続く2回戦のファン・デ・ザンツフープも2-1で下す。

プロフィール

両親はともにプロスポーツ選手で、母親は陸上選手、父親は水泳選手だった。

テニス以外ではサイクリングやスキーが好きで、スポーツ全般に情熱を持っている。

グランドスラム戦績

略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

シングルス

大会 2021 2022 通算成績
全豪オープン A 1R 0-1
全仏オープン A 0-0
ウィンブルドン A 0-0
全米オープン Q3 0-0
年別 0-0 0-1 0-1

ATPチャレンジャーツアー・ITFワールドテニスツアー決勝

シングルス: 5勝6敗

大会グレード別
ATPチャレンジャーツアー (2勝2敗)
ITFワールドテニスツアー (3勝4敗)
サーフェス別
ハード (1勝4敗)
クレー (4勝2敗)
グラス (0勝0敗)
結果 勝-敗 日時 トーナメント サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 0–1 2018年11月 チェコの旗 F11, ジーチャニ英語版 ハード チェコの旗 トマーシュ・マハーチ 不戦敗
準優勝 0–2 2019年5月 チェコの旗 M25+H, ヤブロネツ・ナド・ニソウ クレー チェコの旗 パトリック・リクル英語版 6–7(3–7), 3–6
優勝 1–2 2020年9月 チェコの旗 M25, プラハ クレー アルゼンチンの旗 セバスティアン・バエス 3–6, 6–3, 6–4
準優勝 1–3 2020年11月 ギリシャの旗 M15 イラクリオ ハード ブルガリアの旗 アドリアン・アンドレーフ英語版 3–6, 4–6
優勝 2–3 2021年2月 エジプトの旗 M15 シャルム・エル・シェイク ハード ポーランドの旗 Paweł Ciaś 6–1, 6–3
準優勝 2–4 2021年4月 スイスの旗 M25, ビール/ビエンヌ ハード オランダの旗 ティム・ファン・ライトーフェン英語版 2–6, 2–6
優勝 3–4 2021年5月 チェコの旗 M25, ヤブロネツ・ナド・ニソウ クレー ウクライナの旗 ヴィタリー・サチコ英語版 6–2, 6–2
優勝 4–4 2021年7月 フィンランドの旗 タンペレ クレー アルゼンチンの旗 ニコラス・キッカー 5–7, 6–4, 6–3
準優勝 4–5 2021年7月 ポーランドの旗 ポズナン クレー スペインの旗 ベルナベ・サパタ・ミラリェス英語版 3–6, 2–6
優勝 5–5 2021年9月 ルーマニアの旗 ブカレスト クレー スロバキアの旗 フィリップ・ホランスキー英語版 6–3, 6–2
準優勝 5–6 2021年11月 フランスの旗 ポー ハード (屋内) モルドバの旗 ラドゥ・アルボット 2-6, 6-7(5-7)

ダブルス: 4勝2敗

大会グレード別
ATPチャレンジャーツアー (3勝1敗)
ITFワールドテニスツアー (1敗1敗)
サーフェス別
ハード (1勝1敗)
クレー (3勝1敗)
グラス (0勝0敗)
結果 勝-敗 日時 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
準優勝 0–1 2018年11月 チェコの旗 F11, ジーチャニ英語版 ハード チェコの旗 Jiří Barnat チェコの旗 Jiří Jeníček
チェコの旗 Vojtěch Vlkovský
4–6, 5–7
準優勝 0–2 2019年6月 チェコの旗 プロスチェヨフ クレー チェコの旗 イジー・ベセリー オーストリアの旗 フィリップ・オスヴァルト英語版
スロバキアの旗 フィリップ・ポラーシェク英語版
4–6, 6–7(4–7)
優勝 1–2 2021年4月 ドイツの旗 M25, メーアブッシュ クレー チェコの旗 ミハエル・ヴルベンスキー英語版 ノルウェーの旗 ビクトル・ドゥラソビッチ英語版
スウェーデンの旗 マルクス・エーリクソン英語版
6–3, 6–3
優勝 2–2 2021年6月 イタリアの旗 ミラノ クレー チェコの旗 ヴィート・コプジヴァ英語版 ドイツの旗 ダスティン・ブラウン
オーストリアの旗 トリスタン=ザムエル・ヴァイスボン英語版
6–4, 6–0
優勝 3–2 2021年7月 ポーランドの旗 ポズナン クレー チェコの旗 ズデニェク・コラーシュ英語版 ポーランドの旗 カロル・ジェヴィエツキ英語版
オーストラリアの旗 アレクサンダー・ブキッチ英語版
6–4, 3–6, [10–5]
優勝 4–2 2021年11月 イタリアの旗 ベルガモ ハード (屋内) チェコの旗 ズデニェク・コラーシュ イギリスの旗 ロイド・グラスプール英語版
フィンランドの旗 ハリ・ヘリオヴァーラ英語版
6–4, 6–4

ジュニアグランドスラム決勝

ダブルス: 1勝0敗

結果 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
優勝 2019年 ウィンブルドン グラス チェコの旗 ヨナーシュ・フォレイテク英語版 カナダの旗 リアム・ドラクスル英語版
アメリカ合衆国の旗 Govind Nanda
7–5, 6–4

脚注

  1. ^ Rublev Wins Rotterdam Opener; Lehecka Stuns Shapo” (2022年2月8日). 2022年2月11日閲覧。

関連項目

外部リンク