アカハネジネズミ

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アカハネジネズミ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ハネジネズミ目 Macroscelidea
: ハネジネズミ科
Macroscelididae
: ハネジネズミ属 Elephantulus
: アカハネジネズミ
E. rufescens
学名
Elephantulus rufescens
(Peters, 1878)
和名
アカハネジネズミ
英名
Rufous Elephant Shrew
Rufous Sengi

アカハネジネズミ(Elephantulus rufescens)はアフリカ大陸に生息するハネジネズミの一種。哺乳綱 - アフリカ獣上目 - 長脚目 - ハネジネズミ科に属する。

分布

アフリカ東部(ウガンダ,エチオピア,ケニア,スーダン,ソマリア,タンザニア)。

形態

体長約12cm、体重約50 - 60g。部は長く尖っている。舌は粘着性で、シロアリなどを舐めとるのに適している。動きは敏捷。体毛は灰色あるいは茶色。眼の周囲及び四肢、腹部は白。

生態

生息地は乾いた森林あるいはサバンナ。単独あるいはつがいで縄張りを形成する。地上棲で巣穴を掘らないが、採食及び逃走用の通路を作り、整備している。長い吻で落ち葉の舌などを探り、シロアリなど節足動物を捕食する。また、果実などの植物質も食べる。

保全状態評価

参考文献

  • ジュリエット・クラットン・ブロック、ダン・E・ウィルソン 著 『ネイチャー・ハンドブック : 世界哺乳類図鑑』 新樹社、2005年、ISBN 4-7875-8533-9

外部リンク