ひのきしんじ

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ひのき しんじ(檜晋樹、桧晋樹、1945年1月2日 - )は、日本音楽プロデューサー、元歌手東京都出身。妻は元女優、歌手の本間千代子

経歴[編集]

幼少時、劇団若草に入団し、子役として活動。映画「しいのみ学園」などに出演。1958年開始のテレビドラマ「怪人二十面相」(日本テレビ系)に小林少年役として出演、人気を博す。後に、唄うテレビスターと持て囃され、1962年檜晋樹の名でキングレコードより歌手デビュー。1965年までに十数枚のシングル盤をリリースするが、うまくいかず、学生生活に戻る。その後、今までの経験を生かし音楽ディレクター&パーソナリティに。芸名を平仮名・ひのきしんじに変更。1973年頃四人囃子のディレクションを担当。1974年8月25日、自らの歌唱とプロデュースによるシングル「僕から」がヒット。
1976年本間千代子と結婚。その後、五木ひろし長良川艶歌」「居酒屋」「契り」等で日本レコード大賞日本歌謡大賞日本作詩大賞等を受賞。石川さゆり研ナオコ前川清山本譲二オユンナをプロデュース。2016年以降、中丸三千繪雨谷麻世黒川泰子をプロデュース。
2018年11月現在、エフエム東京MUSICBIRD」内包「おはようサタデー」のラジオパーソナリティとして16年目を迎えた。妻の本間は既に歌手・女優としては引退も、「おはようサタデー」で共演。

家族・親族[編集]

レコード(歌手時代、一部)[編集]

  • 「星に呼んだよ」/「ユーウツなんだ」(1962年5月)
  • 「カッコいい娘」/「お姉さんと呼んだ人」(1962年7月)
  • 「泣きたくなったら」/「黒い夜霧」(1962年8月)
  • 「美少年」/「あの娘が住んでる街へ」(1962年9月)
  • 「若い旅愁」/「銀座テキサス」(1962年10月)
  • 「小っちゃなレディ」/「あの娘は星になっちゃった」(1962年11月)
  • 「旅人」/「いつもの街角」(1962年12月)
  • 「君嫁ぐ日ちかく」/「ねむの木の下で」(1963年2月)
  • 「小太郎笠」/「若武者出陣」(1963年6月)
  • 「丘の校舎」/「若いぼくら」(1964年2月)
  • 「赤いスポーツカー」/「思い出の橋」(1964年5月)
  • 「ビルと涙と青空と」/「ひとつのリンゴ」(1964年6月)
  • 「ハモニカ列車」/「ヨットで旅に出よう」(1964年8月)
  • 「君にさよなら」/「泣かせちゃいやだ」(1965年10月)
  • 「僕から」/「ふたりのさざ波」(1974年8月25日)

アルバム[編集]

  • 僕から オクターブ+1(プラスワン) 1975年3月25日発売
  1. この度の手土産に
    作詞・作曲:小椋佳/編曲:深町純
  2. おもかげ
    作詞:深沢径/作曲:白鳥英美子/編曲:竜崎孝路
  3. 作詞・作曲:及川恒平/編曲:原茂
  4. あなたの故里(あなたのふるさと)
    作詞:岡田冨美子/作曲・編曲:竜崎孝路
  5. むらさき水晶
    作詞・作曲:りりィ/編曲:深町純
  6. 僕から
    作詞:岡田冨美子/作曲・編曲:竜崎孝路
  7. 何処から何処へ何の為に
    作詞・作曲:小椋佳/編曲:深町純
  8. 母の絵
    作詞・作曲:及川恒平/編曲:原茂
  9. ふたりのさざ波
    作詞:岡田冨美子/作曲・編曲:竜崎孝路
  10. あなたの手紙は白い紙吹雪
    作詞・作曲:白鳥英美子/編曲:深町純
  11. 夢のような
    作詞・作曲:下田逸郎/編曲:深町純
    • アルバムの明細の出典はアナログレコード付属の歌詞カード。

出演番組[編集]

アール・エフ・ラジオ日本
ミュージックバード

外部リンク[編集]