ねずみの恩がえし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。59.166.192.179 (会話) による 2018年1月16日 (火) 15:57個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ねずみの恩がえし

ねずみの恩がえし」(ねずみのおんがえし)は、イソップ寓話の一つ。

あらすじ

ライオンに捕まったが、命乞いをして見逃してもらう。鼠は恩返しを約束したが、ライオンは(助けた理由が気まぐれだったこともあり)鼠を侮って恩返しのことを忘れてしまう。後日、ライオンが網にかかったときに鼠が現れ、網を噛み破いてライオンを助ける。

教訓

  • たとえ小さなことでも、他人に施した恩は自分の身に帰ってくるもの(別のイソップ寓話である「ありとはと」にも同様の教訓がある)。
  • 強者が弱者の助けを必要とする状況も起こり得る。

関連作品

『未来いそっぷ』
SF作家星新一の短編集。この寓話を皮肉にアレンジした短編が収録されている。

関連項目