にざかな
にざかなは、日本の漫画家コンビで、にざとかなの共同ペンネームである。代表作は『B.B.Joker』。
メンバー
- 個人ペンネームは一條マサヒデ。にざかなとしての作品の他、様々な漫画家とのコンビで原作担当として作品を発表している。
- 個人ペンネームはまさやようこ、または まさや佳乃(まさやよしのとも)。
略歴
1996年 、にざとかなが知り合う。1997年に『LaLa』(白泉社)に掲載の『B.B.Joker』でデビューし、そのまま『LaLa』をはじめとする白泉社の雑誌をメインに活動している。ブラックかつシュールな「にざ」のネタと、いかにも少女漫画チックな「かな」の画風のミスマッチが特色。制作のやり取りに関しては直接連絡を取り合わずに編集者を介するなど、コンビ仲の悪さを度々ネタにしている。主として4コマ漫画を描くが、ストーリー形式の物語もある。
作品リスト
にざかな
- B.B.Joker(1999年‐2003年、白泉社。全5巻)
- B.B.Joker(1998年‐2002年、『LaLa』他):奇妙奇天烈なキャラクター達が、ブラック、シュール、あるいはベタなことを繰り広げる学園(?)ギャグ4コマ漫画。
- B.B.Joker Selection(1998年‐2002年、『LaLa DX』(白泉社)。1‐4巻に収録):『B.B.Joker』のストーリーマンガ版。
- Dreamin'(1998年、『ヤングアニマル』(白泉社)。2巻に収録)
- 後悔(1999年、ヤングアニマル。2巻に収録)
- メロメロ(1999‐2000年、『別冊花とゆめ』(白泉社)。2・3巻および5巻に収録):一話完結形式の読みきり連載。毎回対照的な男女のカップルを描くストーリーギャグ漫画。
- 真知子のせいで…!!(2000年、『別冊花とゆめ』3巻に収録)
- mensetsu(1999年、『ビッグコミックスピリッツ増刊号Manpuku!』(小学館)。4巻に収録):にざの作品。
- 雪虫(4巻書き下ろし):かなの作品。
- マゲは結わないで(2000年、『月刊メロディ』(白泉社)5巻に収録):原作/一條マサヒデ(にざ)、作画/岡野史佳。
- Small-Time(2002年、『別冊花とゆめ』5巻に収録)
- 4ジゲン(2005年‐2009年、『LaLa』・『LaLa DX』)
にざ(一條マサヒデ)
- 殺し屋さん(『漫画アクション』2004年 - ):タマちく.(原作担当、作画:春輝とのタッグ)
- 角刈りすずめ(『近代麻雀』2010年 - 2011年):KICHIJÖ(原作担当、作画:菊地昭夫とのタッグ)
- 2まいめ(『ITAN』2010年1号 - 2011年6号):アサミジョー(原作担当、作画:亜沙美とのタッグ)
- きょうの思春期(『イブニング』2010年9号 - 2014年3号):こだくさん(原作担当、作画:いぬぶろとのタッグ)
- 超2まいめ(『ITAN』2012年8号 - 2013年16号):アサミジョー
- 高倉くんには難しい(『ミステリーボニータ』2016年7月号 - ):原作担当、作画:サブリック
- 原作さん(『コミックハイ!』):一條マサヒデ+藤本たみこ名義
かな(まさやようこ)
関連書籍
- B.B.Joker 5.5 ― B.B.ジョーカーファンブック 白泉社、2003年、ISBN 978-4-59-213229-5[2]
脚注
- ^ 蛸井潔 (2000年8月17日). “LaLa DX インデックス 2000”. 糸納豆ホームページ. 2019年1月20日閲覧。
- ^ “B.B.Joker 5.5”. 白泉社. 白泉社. 2019年1月20日閲覧。
外部リンク
- 手抜き道 - 一條マサヒデ公式ページ
- 一條マサヒデ (@m_i_) - X(旧Twitter)
- まさやようこ (@masaya_kana) - X(旧Twitter)
- masaya kana (@masaya_kana) - Instagram
- フレッシュインタビュー(にざかな先生) - ウェイバックマシン(2013年3月22日アーカイブ分)