O嬢の物語
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『O嬢の物語』(原題Histoire d'O)はフランスの中編小説。1954年ジャン=ジャック・ポーヴェール書店より刊行。日本語訳は澁澤龍彦によるものが河出書房から文庫で、鈴木豊によるものが講談社から文庫で出版されている。
作者はポーリーヌ・レアージュ(Pauline Réage)。この女性名のペンネームは、序文『奴隷状態における幸福』を寄せたジャン・ポーラン(Jean Paulhan)自身のものと目されていたが、執筆に関わっていたと一部で噂されていたドミニク・オーリーが1994年に自分が作者であると表明した。
目次 |
[編集] ストーリー
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
女流ファッション写真家のOは、ある日恋人ルネにとある城館へ連れて来られ、複数の男の共有性的玩弄物となるよう、鞭打やその他肉体を蹂躙する手段をもって心身共に調教される。一ヶ月ほど後、城館を後にしたOは、ルネからステファン卿なる人物を紹介され、卿の求めに従ってルネから卿に譲り渡される。ステファン卿の持ち物となったOは凌辱と鞭打とを繰り返され、さらに卿の持ち物である証として尻に烙印を押され、性器に鉄の輪と鎖を付けられる。そしてある夜会で、梟の仮面を被せられ、陰部を脱毛されたOは衆目に晒されることになる。
[編集] 続編
- 『ロワッシイへの帰還』(原題Retour a Roissy)
[編集] 他メディアへの展開
[編集] 映画
- 1981年に寺山修司脚本・監督、イザベル・イリエ、クラウス・キンスキー出演で映画化されている。1920年代の中国・上海を舞台に大胆に脚色。
- 新・O嬢の物語(The Story of O: Untold Pleasures)
- 2001年にフィル・レイノルス(Phil Leirness)監督、ダニエル・シアーディ(Danielle Ciardi)主演で映画化されている。『O嬢の物語』を現代風に解釈したリメイク作品。アメリカで製作されており、舞台はロサンゼルスになっている。
[編集] テレビドラマ
1994年にアメリカの成人向けケーブルTVなどのメディアで放送された。監督はロン・ウィリアムス、出演はクラウディオ・セペダ、パウロ・レイス、ネルソン・フレイタスなど 。
[編集] コミック
1976年、グイド・クレパックスによってコミック化されている。
