JuJu伝説
ジャンル | アクションシューティング |
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対応機種 |
アーケード ファミコン/NES メガドライブ/Sega Genesis Atari Lynx Atari ST Amiga Commodore 64 ZX Spectrum(体験版のみ、開発中止) Amstrad CPC(体験版のみ、開発中止) Windows(予定) Xbox 360 (XBLA)(予定) PlayStation Network(予定) Wiiウェア(予定) |
開発元 | TADコーポレーション |
発売元 | セガ(メガドライブ/Genesis版), タイトー(Atari Linx版、ファミコン/NES版) |
デザイナー | 北原春樹 |
美術 | 藤咲淳一 |
発売日 | 1989年 |
『JuJu伝説』(ジュジュでんせつ、海外版は『Toki』)は、1989年にTADコーポレーションからリリースされたアーケードゲーム。
概要
横スクロールのアクションシューティングゲームである。主人公であるサルの「ジュジュ」を操り、口から出す唾のようなエネルギー弾とジャンプアクションを用いて面をクリアする。日本ではさほどヒットしなかったが、海外では絶大な人気を誇り[1]、多くのコンシューマー機に移植された。
TADは元々データイーストからスピンアウトした横山忠が社長となり、北原春樹、西澤孝、青木司といったメンバーが起こした会社であり、本作の作風もデータイースト作品とよく似ている。上記の3名で制作したプロトタイプを、遅れてTADに合流した佐久間明(現:佐久間晶、データイースト時代は『ラストミッション』『サイコニクス・オスカー』などで知られる。ちなみに同名のさくまあきらとは別人)も加わり完成させた。特徴的なグラフィックは藤咲淳一(後のアニメ作家。グラフィッカーとしては『首領蜂』などで知られる)らが制作。
ストーリー
筋骨隆々の若者ジュジュは、魔王ヴーキメドロによって恋人のミホを連れ去られ、サルの姿に変えられてしまった。ジュジュは魔王の軍団を倒してジャングルの平和を取り戻し、ミホを救い出して人間の姿を取り戻さないといけない。でないと一生サルのままである。
備考
メガドライブ版(Genesis版タイトルは『Toki: Going Ape Spit』)はアレンジ移植となっており、オリジナルとは面数などが違う。 アーケード版JuJu伝説の完成後、TADからホワイトボード(後のサントス。さらにその後のメガソフト)に移籍した青木司が製作に関わった。
フランスのデベロッパであるGolgoth StudioよりHD版リメイクのアナウンスが2009年にあり、XBLA、PSN、Wiiウェア、PC(Steam)でのリリースが行われる予定であったが、その後リリースが延期されている。2013年現在、開発元はPS4でリリース予定とアナウンスしている。
Golgoth Studioが2012年にリリースした『マジカルドロップV』にJuJuがカメオ出演している。
脚注
- ^ TAD作品のアメリカでの流通元でもある米国ファブテック社は後期TAD作品の販促カタログには大ヒット作の「CABAL」と「BLOOD BROS」そして「TOKI」を作ったメーカーの商品として強くアピールしている。