JuJu伝説

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JuJu 伝説
ジャンル アクションシューティング
対応機種 アーケード
開発元 TAD
発売元 日本 TAD
アメリカ合衆国 Fabtek
デザイナー 北原春樹
プログラマー 佐久間明
西澤孝
青木司
音楽 あおきゆうさく
北原幸憩
美術 かきうちひろ
藤咲淳一
松原順
人数 1 - 2人(交互プレイ)
メディア 業務用基板
(2.70メガバイト
稼働時期 日本 198912081989年12月8日
アメリカ合衆国 199002221990年2月22日
デバイス 8方向レバー
2ボタン
CPU MC68000 (@ 10 MHz)
サウンド Z80 (@ 4 MHz)
YM3812 (@ 3.580 MHz)
OKI6295 (@ 1.320 MHz)
ディスプレイ ラスタースキャン
横モニター
256×224ピクセル
60.00Hz
パレット1024色
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JuJu伝説』(ジュジュでんせつ、海外版は『Toki』)は、1989年にTADコーポレーションからリリースされたアーケードゲーム

概要[編集]

横スクロールのアクションシューティングゲームである。主人公であるサルの「ジュジュ」を操り、口から出す唾のようなエネルギー弾とジャンプアクションを用いて面をクリアする。日本ではさほどヒットしなかったが、海外では絶大な人気を誇り[注釈 1]、多くのコンシューマー機に移植された。

Golgoth Studioが2012年にリリースした『マジカルドロップV』(2012年)にJuJuがカメオ出演している。

また、フランスのデベロッパであるGolgoth StudioよりHD版リメイクのアナウンスが2009年にあり、XBLA、PSN、Wiiウェア、PC(Steam)でのリリースが行われる予定であったが、その後リリースが延期されている。2013年には、開発元はPS4でリリース予定とアナウンスしていたが、リリースに至っていない。また、その後本作は発売日未定となり、続報は報じられていない。

ストーリー[編集]

筋骨隆々の若者ジュジュは、魔王ヴーキメドロによって恋人のミホを連れ去られ、サルの姿に変えられてしまった。ジュジュは魔王の軍団を倒してジャングルの平和を取り戻し、ミホを救い出して人間の姿を取り戻さないといけない。でないと一生サルのままである。

他機種版[編集]

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 売上本数
1 日本 JuJu伝説
アメリカ合衆国 Toki
ヨーロッパ Toki

日本 199107191991年7月19日
アメリカ合衆国 1991121991年12月
ファミリーコンピュータ 大永製作所 タイトー 1メガビットロムカセット 日本 DTF-5J
アメリカ合衆国 NES-5J-USA
-
2 Toki
ヨーロッパ 1991年
Amiga
Atari ST
コモドール64
Ocean Software Ocean Software フロッピーディスク - -
3 日本 JuJu伝説
アメリカ合衆国 Toki: Going Ape Spit
ヨーロッパ Toki: Going Ape Spit

日本 199201301992年1月30日
アメリカ合衆国 1992年
ヨーロッパ 1992031992年3月
メガドライブ サントス セガ 4メガビットロムカセット[1] 日本 G-4064
アメリカ合衆国 1127
ヨーロッパ 1127
-
4 Toki
アメリカ合衆国 1992年
Atari Lynx アタリ アタリ ロムカセット PA2066 -
5 Toki
INT 200909132009年9月13日
iPhone
(iOS)
Magic Team Magic Team ダウンロード - -
メガドライブ版
  • Genesis版タイトルは『Toki: Going Ape Spit』。アレンジ移植となっており、オリジナルとは面数などが違う。アーケード版JuJu伝説の完成後、TADからホワイトボード(後のサントス。さらにその後のメガソフト)に移籍した青木司が製作に関わった。
日本国外PC版

開発[編集]

TADは元々データイーストからスピンアウトした横山忠が社長となり、北原春樹、西澤孝、青木司といったメンバーが起こした会社であり、本作の作風もデータイースト作品とよく似ている。上記の3名で制作したプロトタイプを、遅れてTADに合流した佐久間明[注釈 2]も加わり完成させた。特徴的なグラフィックは藤咲淳一[注釈 3]らが制作。

スタッフ[編集]

アーケード版
  • ゲーム・デザイナー:北原春樹
  • プログラマー:佐久間明、西澤孝、青木司
  • グラフィック・デザイナー:かきうちひろ、藤咲淳一、松原順
  • 音楽、効果音:あおきゆうさく、北原幸憩
メガドライブ版
  • ゲーム・デザイン:GONCHAN
  • プログラマー:矢島利明、青木司
  • キャラクター:こやまかなこ、TORIUMI、ひらまひろゆき、OKIYAMA
  • サウンド:長尾優進、村崎弘史、秋山守彦
ファミリーコンピュータ版

評価[編集]

評価
レビュー結果
媒体 結果
Computer and Video Games 86/100点 (AC)[2]
Electronic Gaming Monthly 30/40点 (LX)[3]
ファミ通 23/40点 (FC)[4]
21/40点 (MD)[5]
GamePro 4/5点 (LX)[3]
Nintendo Power 3.4/5点 (FC)[6]
ファミリーコンピュータMagazine 19.6/30点 (FC)[7]
ASM 10.4/12点 (Amiga)[8]
10.4/12点 (ST)[9]
10/12点 (MD)[10]
Amiga Power 87/100点 (Amiga)[8]
Amiga Action 86/100点 (Amiga)[8]
ACE 805/1000点 (Amiga)[8]
ST Format 81/100点 (ST)[9]
92/100点 (LX)[3]
Commodore Format 86/100点 (C64)[11]
Sega Force 88/100点 (MD)[10]
メガドライブFAN 15.10/30点 (MD)[1]
ファミリーコンピュータ版

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計23点(満40点)[4]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、19.6点(満30点)となっている[7]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 3.6 3.0 2.8 3.4 3.4 3.4 19.6
メガドライブ版

ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは合計で21点(満40点)[5]、『メガドライブFAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、15.10点(満30点)となっている[1]。また、同雑誌1993年7月号特別付録の「メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」では、「醜いサルが主人公のユニークなアクションゲーム」と紹介されている[1]

項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 2.95 2.40 2.45 2.35 2.35 2.60 15.10

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ TAD作品のアメリカでの流通元でもある米国ファブテック社は後期TAD作品の販促カタログには大ヒット作の『カベール』(1988年)と『Blood Bros.』(1990年)、そして本作を作ったメーカーの商品として強くアピールしている。
  2. ^ 現:佐久間晶、データイースト時代は『ラストミッション』(1986年)、『サイコニクス・オスカー』(1987年)などで知られる。ちなみに同名のさくまあきらとは別人。
  3. ^ 後のアニメ作家。グラフィッカーとしては『首領蜂』(1995年)などで知られる。

出典[編集]

  1. ^ a b c d 「7月号特別付録 メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」、『メガドライブFAN』第5巻第7号、徳間書店1993年7月15日、 16頁。
  2. ^ Toki for Arcade (1989) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年7月17日閲覧。
  3. ^ a b c Toki for Lynx (1992) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年7月17日閲覧。
  4. ^ a b JuJu伝説 まとめ [ファミコン] / ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2017年7月17日閲覧。
  5. ^ a b JuJu伝説 まとめ [メガドライブ]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2017年7月1日閲覧。
  6. ^ Toki for NES (1991) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年7月17日閲覧。
  7. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」、『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、 60頁、 ISBN 雑誌26556-4/15
  8. ^ a b c d Toki for Amiga (1991) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年7月17日閲覧。
  9. ^ a b Toki for Atari ST (1991) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年7月17日閲覧。
  10. ^ a b Toki for Genesis (1991) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年7月17日閲覧。
  11. ^ Toki for Commodore 64 (1991) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年7月17日閲覧。

外部リンク[編集]