願成寺 (佐野市)

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願成寺
所在地 栃木県佐野市鉢木町15-5
山号 梅秀山
宗派 臨済宗建長寺派
創建年 宝亀年間(770年 - 781年
開山 智開法印
中興年 天慶年間(938年 - 947年)【第1次】、永徳年間(1381年 - 1384年)【第2次】
中興 藤原秀郷【第1次】、古天禅師【第2次】
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願成寺(がんじょうじ)は、栃木県佐野市にある臨済宗建長寺派寺院

歴史[編集]

宝亀年間(770年 - 781年)、智開法印によって開山された。その後、大同年間(806年 - 810年)に寺院として整備された。天慶年間(938年 - 947年)、藤原秀郷によって中興された[1]

永徳年間(1381年 - 1384年)、これまで天台宗の寺院であったが、古天禅師により臨済宗に転宗した[1]

境内には、佐野源左衛門常世の墓がある。常世は旅の僧(北条時頼)をもてなすため、盆栽3鉢をにして暖をとらせた「鉢木」の逸話で知られる人物である[2]

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 願成寺佐野市仏教会
  2. ^ 栃木県歴史散歩編集委員会 編『栃木県の歴史散歩(歴史散歩9)』山川出版社、2007年、198-199p

参考文献[編集]

  • 栃木県歴史散歩編集委員会 編『栃木県の歴史散歩(歴史散歩9)』山川出版社、2007年