青猫座

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青猫座(あおねこざ)は、かつて大阪にあった劇団である。

概要[編集]

1948年、辻正雄の主宰により、辻美智、八木亮三らとともに大阪で創設された新劇団体。金田龍之介永井路夫筒井康隆などが所属していた[1]。1973年まで活動していたのは確認できる[2]

公演[編集]

著名な団員[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 大阪大学総合学術博物館年報2017(大阪大学総合学術博物館、2018年9月発行、p.18)
  2. ^ 国立国会図書館のNDL ONLINEで「青猫座」を検索すると、カモミール社発行の演劇雑誌「テアトロ」1973年7月の365号に青猫座の名前を見ることができる。
  3. ^ 筒井康隆の初出演作は「北京の幽霊」で、「二十日鼠と人間」では主役を演じた。『筒井康隆、自作を語る』(早川書房、2018年、p.167)によれば、金田龍之介が演じたリリオムを見て感激して青猫座の試験を受けたが、入団したときには金田龍之介は新派に行っており、いなかったそうである。

外部リンク[編集]