長谷川智恵子

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長谷川 智恵子(はせがわ ちえこ、1944年 - )は、日本の画商。株式会社日動画廊代表取締役副社長[1]

経歴[編集]

東京都生まれ。聖心女子大学に進み、結婚のため中退[1]1975年から1980年までサルバドール・ダリマルク・シャガールら30人の画家のインタビューを手がけた[2]1994年から2008年まで日本洋画商協同組合理事長[1]2015年4月より茨城県教育委員会委員。1979年芸術文化勲章シュヴァリエ、1995年レジオンドヌール勲章シュヴァリエ、2009年レジオンドヌール勲章オフィシエをフランス政府より受章[1]

2015年11月18日に茨城県総合教育会議で教育委員として「妊娠初期にもっと(障害の有無が)わかるようにできないのか。(教職員も)すごい人数が従事しており、大変な予算だろうと思う」「意識改革しないと。技術で(障害の有無が)わかれば一番いい。生まれてきてからじゃ本当に大変」「茨城県では減らしていける方向になったらいい」と発言した。

著作[編集]

単著[編集]

  • 『素顔の巨匠たち』朝日ソノラマ 1981
  • 『世界美術館めぐりの旅』求竜堂 1985
  • 『世界美術館めぐりの旅 続』求竜堂 1988
  • 『絵画の見方・選び方 : アートのある暮らしへの誘い』PHP研究所 1992 (New intellect ; 13)
  • 『美術館へ行こう : 世界美術館旅事典』求竜堂 1993
  • 『女だから、女だてらに』講談社 1994
  • 『ヨーロッパ美術館めぐり』昭文社 1998 (エアリアマップ. 旅の森)
  • 『C夫人肖像画 : 世界の巨匠29人に愛された女性』講談社 2003
  • 『気品磨き』講談社 2007
  • 『瓦礫の果てに紅い花 : ヒロシマに美術館をプレゼントした男の物語』WAVE出版 2009
  • 『「美」の巨匠たち』講談社 2010、講談社エディトリアル 2014
  • Les grands maîtres de l'art moderne et Chieko Hasegawa (モダンアートの巨匠たちと長谷川智恵子) , Edition Chêne , 2014 (フランス語)
  • 鴨居玲 死を見つめる男』講談社 2015

共編著・監修[編集]

脚注[編集]