祁答院町藺牟田

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祁答院町藺牟田
—  大字  —
藺牟田池
祁答院町藺牟田の位置(鹿児島内)
祁答院町藺牟田
祁答院町藺牟田
座標: 北緯31度48分5.3秒 東経130度28分50.6秒 / 北緯31.801472度 東経130.480722度 / 31.801472; 130.480722
Flag of Japan.svg 日本
都道府県 鹿児島県
市町村 薩摩川内市
地域 祁答院地域
人口 (2011年(平成23年)3月1日現在)
 - 計 1,192人
等時帯 JST (UTC+9)
郵便番号 895-1502

祁答院町藺牟田(けどういんちょういむた Kedōin-Chō Imuta)は、鹿児島県薩摩川内市大字[1]。旧伊佐郡藺牟田郷藺牟田村南伊佐郡藺牟田村大字藺牟田薩摩郡祁答院町大字藺牟田郵便番号は895-1502。人口は1,192人、世帯数は562世帯(2011年3月1日現在)[2]

「藺牟田」という地名は藺牟田池の沼地部分に藺草が多く生えていたことに由来している[3]

地理[編集]

薩摩川内市の東端部に位置する。字域の北方には薩摩川内市祁答院町下手、北方から東方にかけては薩摩川内市祁答院町上手、東方には姶良市蒲生町西浦、南方には姶良市蒲生町白男、南方から西方にかけては薩摩川内市入来町浦之名、西方には薩摩川内市入来町副田さつま町久富木がそれぞれ接している。

字域内には2005年11月8日に特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約(ラムサール条約)に登録された藺牟田池があり[4]、周辺に泥炭形成植物群落が形成されている。

南部を東西に鹿児島県道42号川内加治木線(空港道路)、中央部を鹿児島県道405号久冨木藺牟田線が南北に通っており、東部を鹿児島県道51号宮之城加治木線が南北に通っている。県道51号より東方に鹿児島県道396号薩摩祁答院線が分岐している。また、南部には藺牟田温泉が所在している。

歴史[編集]

藺牟田の成立と中世[編集]

藺牟田という地名は室町期より見え、薩摩国祁答院のうちであった。室町期の応永7年(1400年)頃はに渋谷祁答院氏7代重茂の次男重基が藺牟田郷の領主となり、藺牟田氏を称したとされている。

室町期に島津氏と渋谷氏は激しく抗争しており、島津忠昌によって遣わされた帖佐領主の島津忠廉が攻め、藺牟田城が落城しその後藺牟田氏が断絶した。その後は公領となった。

近世[編集]

江戸期には薩摩国伊佐郡のうちであり、樺山氏薩摩藩家臣を参照)の私領として統治され、領主仮屋を藺牟田小学校の位置に置いた[5]。また、薩摩藩外城制度においては単独で藺牟田郷を構成した。村高は「天保郷帳」では1,118石余、「旧高旧領」では1,696石余であった[3]

町村制施行以降[編集]

1889年(明治22年)には町村制施行に伴い江戸期の村である藺牟田村の区域の全域より単独で自治体となり、藺牟田村が発足し、藺牟田村の全域が藺牟田村唯一の大字「藺牟田」となった。

当初は南伊佐郡に属していたが、1896年(明治29年)に南伊佐郡が薩摩郡に編入したため、薩摩郡のうちとなった。1955年(昭和30年)に藺牟田村が大村、黒木村と合併し祁答院町の大字「藺牟田」となった[3]

2004年(平成16年)に祁答院町が川内市東郷町入来町樋脇町里村上甑村下甑村鹿島村と新設合併し薩摩川内市となり、従来の大字名に旧自治体名を冠したものを大字名とすることとなり、薩摩川内市の大字「祁答院町藺牟田」となった[6]

施設[編集]

藺牟田小学校
公共
  • 藺牟田駐在所
教育
郵便局

小・中学校の学区[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[7]

大字 番地 小学校 中学校
祁答院町藺牟田 全域 薩摩川内市立藺牟田小学校 薩摩川内市立祁答院中学校

交通[編集]

道路[編集]

県道

脚注[編集]

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  1. ^ 川薩地区合併協議会 町・字の取り扱いについて
  2. ^ 統計データ(町別住民基本台帳人口) - 薩摩川内公式ウェブサイト 2011年4月17日閲覧。
  3. ^ a b c 角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店 p.118
  4. ^ 藺牟田池がラムサール条約に登録されました - 薩摩川内市 2011年11月8日閲覧。
  5. ^ 『地名が語る鹿児島の歴史』175頁。
  6. ^ 合併後の住所表示について - 薩摩川内市 2012年6月29日閲覧。
  7. ^ 薩摩川内市 義務教育”. 薩摩川内市役所. 2010年9月16日閲覧。

参考文献[編集]

  • 平田信芳『地名が語る鹿児島の歴史』春苑堂書店、1997年 ISBN 4-915093-45-X

関連項目[編集]

座標: 北緯31度48分5.3秒 東経130度28分50.6秒