源平闘諍録

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源平闘諍録(げんぺいとうじょうろく)は、軍記物語のひとつ。一般的に『平家物語』の異本と見なされており、巻一上下、巻五、巻八上下のみが現存している。『平家物語』読み本系諸本の中では珍しく漢文表記(真字本)である。

成立年、著者はともに不明だが、奥書には建武4年(1337年)とあるため、14世紀初頭までに成立したとする説が有力である。また内容に、他の平家物語諸本と比較し平将門千葉氏など坂東平氏の武勲物語や妙見信仰に関する大幅な改作が見られることから、近年、延慶本に近い形態で千葉氏関係者により東国で成立したとする見解が有力となっている。

冒頭文は他の『平家物語』と同じだが、坂東平氏を中心とする内容に切り替わっていく点が、他の諸本と異なり特異な異本であるとされている。

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