曽代用水
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 曽代用水 | |
|---|---|
| 画像募集中 | |
| 延長 | 17 km |
| 平均流量 | -- m³/s |
| 水源 | 長良川(岐阜県) |
| 流域 | 岐阜県 |
曽代用水(そだいようすい)は、岐阜県美濃市および関市を流れる用水である。
目次 |
[編集] 地理
岐阜県美濃市曽代の長良川左岸から取水している。曽代地区を縦断し、小倉山と長良川の間を流れ、美濃市役所の西側を通り、国道156号に沿って南下する。松森地区を通過し、東海北陸自動車道美濃ICの東を流れ、関市に入る。岐阜県道281号関美濃線に沿って南下する。下有知中学校の東を通過し、関市水の輪町付近で3つに分流する。1本は小瀬地区に、2本は関市街地方面に流れる。美濃市および関市の田畑を潤す重要な役割を果たしている。
[編集] 歴史
江戸時代前半までの下有知村(今の関市)周辺は、水の便が悪く、干ばつがたびたび起こっていた。この地に移住してきた尾張藩の浪人喜田吉右衛門と林幽閑は、地元の豪農柴山伊兵衛と図り、長良川上流から下有知村まで用水を引く計画を立て、1663年(寛文3年)に工事を始めた。鏨と金槌を使う手作業の難工事が続き、多額の工事費がかかり、喜田と林は離脱するが、柴山は計画を実行し、1675年(延宝3年)まで10年近くの歳月を要して完成した。
喜田、林、柴山の3人の偉業をたたえて、関市下有知の地には井神社が建てられ、3人が祀られている。毎年8月1日に例大祭が行われる。