戸谷洋志

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戸谷 洋志(とや ひろし、1988年 - )は、日本の哲学研究者、関西外国語大学准教授。専門は哲学、倫理学

人物・来歴[編集]

東京都世田谷区生まれ[1]。2011年法政大学文学部哲学科卒、2019年大阪大学大学院文学研究科博士課程満期退学、同年「ハンス・ヨナスにおける倫理思想の体系について 形而上学の概念を手がかりに」で大阪大学から博士(文学)学位を取得[2]。2019年大阪大学特任助教、2021年関西外国語大学准教授[3]

2015年、論文「人類の存続への責任と「神の似姿」:ヨーナスの責任倫理の基礎付けをめぐって」にて第11回涙骨賞奨励賞受賞[4]。同年、論文「原子力をめぐる哲学:ドイツ現代思想を中心に」にて第31回暁烏敏賞受賞[5]。2021年、『原子力の哲学』(集英社新書)にて第41回エネルギーフォーラム賞受賞[6]

著書[編集]

共著[編集]

  • 戸谷洋志、糸谷哲郎『棋士と哲学者 僕らの哲学的対話』イースト・プレス、2018年。 
  • 戸谷洋志、百木漠『漂泊のアーレント 戦場のヨナス ふたりの二〇世紀 ふたつの旅路』慶應義塾大学出版会、2020年。 

論文[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]