寺嶋英志

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てらしま ひでし

寺嶋 英志
生誕 1941年????
日本の旗 日本
出身校 京都大学
職業 科学者・翻訳家
子供 井嶋ナギ
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寺嶋 英志(てらしま ひでし、1941年 - )は、日本翻訳家

経歴[編集]

1941年、旧満州奉天)生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。海外での石油探鉱開発の仕事に約30年間従事したのち、浜松大学非常勤講師、日本エネルギー経済研究所客員研究員を勤め、一般科学書の翻訳を行う。白亜紀の終幕の論争の跡を克明にたどり科学革命=パラダイムシフトの瞬間を生々しく描き出した『白亜紀に夜がくる』の翻訳をはじめとし、数学物理学自然科学全般にわたる幅広い翻訳書がある。

娘は作家井嶋ナギ

翻訳[編集]

  • 『白亜紀に夜がくる - 恐竜の絶滅と現代地質学』(ジェームス・ローレンス・パウエル(James Lawrence Powell)、 瀬戸口烈司共訳、青土社) 2001
  • 『見えざる敵ウイルス - その自然誌』(ドロシー・H・クローフォード(Dorothy H. Crawford)、青土社) 2002
  • 時間とは何か』(チャールズ・H・ホランド(Charles Hepworth Holland)、青土社) 2002
  • 『ファイア の自然誌』(スティーヴン・J・パイン(Stephen J. Pyne)、青土社) 2003
  • エネルギーの発見』(キース・J・レイドラー(Keith J. Laidler)、青土社) 2004
  • プリンストン高等研究所物語』(ジョン・L・カスティ(John L. Casti)、青土社) 2004
  • 宇宙はなぜ美しいのか - 科学と感受性』(キース・J・レイドラー、青土社) 2005
  • 『宇宙がわかる17の方程式 - 現代物理学入門』(サンダー・バイス(Sander Bais)、青土社) 2006
  • 『世界でもっとも美しい10の数学パズル』(マーセル・ダネージ(Marcel Danesi)、青土社) 2006
  • 『数をめぐる50のミステリー』(ジョージ・G・スピロ、青土社) 2007
  • 『数が世界をつくった - 数と統計の楽しい教室』(I.バーナード コーエン(I.Bernard Cohen)、青土社) 2007
  • 『現代物理学がわかる10章』(メンデル・サックス、青土社) 2008
  • 『数学の20世紀 - 解決された30の難問』(ピエルジォルジョ・オディフレッディ(Piergiorgio Odifreddi)、青土社) 2009
  • 数学オリンピックチャンピオンの美しい解き方』(テレンス・タオ、青土社) 2010
  • 『数と正義のパラドクス 頭の痛い数学ミステリー』(ジョージ・G・スピロ、青土社) 2011

脚注[編集]