寒山寺 (箕面市)

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寒山寺
所在地 大阪府箕面市箕面8丁目1-3
山号 松雲峰
宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 釈迦如来
創建年 1634年寛永11年)
開山 石川忠総
正式名 松雲峰 寒山寺
公式サイト 寒山寺
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寒山寺(かんざんじ)は、大阪府箕面市箕面に位置する臨済宗妙心寺派寺院である。山号は松雲峰。本尊は釈迦如来

歴史[編集]

1634年寛永11年)に膳所藩主・石川忠総によって近江国膳所(現在の大津市膳所)に創建。寺名の由来は、かつて膳所が中国の寒山寺の風景に似ていたことから名付けられた[1]

1650年慶安3年)、石川家の転封により大坂城下である太融寺を中心とした西寺町(現在の大阪市北区兎我野町)に移転。移転地は豊臣秀吉の側室・淀殿の別邸である菜種御殿の跡地と伝わる。1837年天保8年)に大塩平八郎の乱によって堂宇が焼失、後に再興[1]

第二次世界大戦中は「曾根崎心中」などの物語に登場する鐘が供出し、1945年昭和20年)の大阪大空襲で本堂が焼失。1968年(昭和43年)に大阪万博の都市計画により現在の箕面市へ移転[1][2]

交通[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 寒山寺縁起”. 寒山寺. 2024年5月12日閲覧。
  2. ^ 北野村の寺院について”. 綱敷天神社. 2024年5月12日閲覧。

外部リンク[編集]