大鶴巻古墳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
大鶴巻古墳
位置 北緯36度17分40.3秒
東経139度2分19.4秒
座標: 北緯36度17分40.3秒 東経139度2分19.4秒
所在地 群馬県高崎市倉賀野町
形状 前方後円墳
規模 全長123m、高さ10.5m
築造年代 5世紀初頭
埋葬施設 竪穴式石室?
出土品 鰭付円筒埴輪など
史跡指定 1927(昭和2)年国指定
テンプレートを表示

大鶴巻古墳(おおつるまきこふん)は、群馬県高崎市倉賀野町にある前方後円墳である。国の史跡に指定されている。

概要[編集]

  • 全長123m[1]、周堀を入れると174.5メートル
  • 後円部径72m、高さ10.5m
  • 前方部幅54m、高さ6.5m

烏川左岸の台地上に立地し、前方部を南南東に向ける。北西約500mに浅間山古墳が、後円部北側には墳丘を接するようにして小鶴巻古墳が、それぞれ位置している。大鶴巻・小鶴巻古墳とも浅間山古墳の相似形であるとされ、それぞれ浅間山古墳を3分の2、および2分の1に縮小した形をしている[2]

墳丘は2段築成とみられるが後円部は3段築成の可能性もある[3]。墳丘上には埴輪片と拳大の石が散在しており、埴輪列と葺き石の存在が推定される。盾型の周堀を有し、現在も地割りにより旧状をとどめている。ただし後円部北側では、小鶴巻古墳の造営により一部改変を受けたらしく周堀が狭くなっており、両古墳の造営順序をよく反映している。

内部施設は未調査のため不明であるが、墳丘形態や埴輪の特徴から竪穴式石室と考えられる。

埴輪は円筒埴輪と鰭付き円筒埴輪があり、黒斑を有し突帯突出率も高い。築造時期はこの埴輪からして5世紀初頭頃と思われる。

脚注[編集]

  1. ^ 大塚初重小林三郎・熊野正也編『日本古墳大辞典』東京堂出版、1989年9月、118-119頁
  2. ^ 大鶴巻古墳 - 高崎市
  3. ^ 大鶴巻古墳 - 高崎市

関連項目[編集]

外部リンク[編集]