五鹿山仮乗降場

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五鹿山仮乗降場
ごかざん
Gokazan
中湧別 (2.6 km)
(1.7 km) 福島仮乗降場
所在地 北海道紋別郡上湧別町北兵村
北緯44度11分9.9秒 東経143度37分26.9秒 / 北緯44.186083度 東経143.624139度 / 44.186083; 143.624139
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 湧網線
キロ程 2.6 km(中湧別起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1958年昭和33年)7月1日[1]
廃止年月日 1987年昭和62年)3月20日[1]
備考 湧網線廃線に伴い廃駅
距離は実キロ
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1977年の五鹿山仮乗降場と周囲約500m範囲。右が網走方面。周囲は家屋の点在する田園地帯。この駅から500m程南方に、五鹿山への登り口がある。標高125.5mの五鹿山公園は桜の名所として知られる。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

五鹿山仮乗降場(ごかざんかりじょうこうじょう)は、北海道網走支庁紋別郡上湧別町(現・湧別町)北兵村にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)湧網線仮乗降場廃駅)である。湧網線の廃線に伴い、1987年(昭和62年)3月20日に廃駅となった[1]

一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)3月3日改正時点で、下り3本上り5本[2])。

歴史[編集]

駅名の由来[編集]

当仮乗降場が所在した地の附近に聳えている、山の名に由来する[3]

駅構造[編集]

廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。

廃止時まで仮乗降場であり、無人駅となっていた。

駅周辺[編集]

駅跡[編集]

2011年(平成23年)時点で、当仮乗降場の遺構は全て撤去されており、跡形も無い[6]

また、2011年(平成23年)時点では当仮乗降場跡附近の線路跡が舗装された道路として再利用されていた[6]

隣の駅[編集]

日本国有鉄道
湧網線
中湧別駅 - 五鹿山仮乗降場 - <福島仮乗降場> - 芭露駅

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、914-915頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 太田幸夫『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』富士コンテム、2004年2月、216頁。ISBN 978-4893915498 
  3. ^ 太田幸夫『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』富士コンテム、2004年2月、168頁。ISBN 978-4893915498 
  4. ^ a b 『北海道道路地図 改訂版』地勢堂、1980年3月、19頁。 
  5. ^ 五鹿山公園キャンプ場”. 湧別町. 2012年11月6日閲覧。
  6. ^ a b 本久公洋『北海道の鉄道廃線跡』北海道新聞社、2011年9月、98頁。ISBN 978-4894536128 

関連項目[編集]