中岸風太

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中岸 風太
基本情報
本名 中岸 風太
通称 ハリケーン風太
階級 バンタム級
スーパーバンタム級
フェザー級
ライト級
身長 173cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1987-09-03) 1987年9月3日(36歳)
出身地 石川県金沢市
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 34
勝ち 25
KO勝ち 15
敗け 8
引き分け 1
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中岸 風太
YouTube
チャンネル
活動期間 2020年1月31日 -
登録者数 924人
総再生回数 532,066回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年2月29日時点。
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中岸 風太(なかぎし ふうた、1987年9月3日 - )は、日本プロボクサー石川県金沢市出身。カシミボクシングジム、戸高ジムに所属していた。

来歴[編集]

小学生時代にカシミボクシングジムにてボクシングを始め、小中学生時代にプロボクシング興行にてスパーリングを行う。 金沢市立工業高1年時にインターハイの石川県大会で優勝し全国大会への出場権を獲得するが、日本アマチュアボクシング連盟から規定違反を理由に全国総体の出場権を剥奪され、のちに法廷で争った。

2004年10月17日、山口雄司を相手にプロデビューし、2RTKOで勝利を収める。

2009年9月9日、戸高ジム移籍後初戦に、後楽園ホールで内田義則と対戦し、8R 2-1(78-76、77-76、76-77)で勝利した[1]

2010年11月20日、元日本バンタム級王者の大場浩平と10回戦で対戦し、 0-3(91-98、91-98、92-97)で敗れた[2]

2015年5月8日、60.0kg契約6回戦で後のWBA世界フェザー級王座となる徐燦と対戦し、0-3(57-58,55-59,54-60)で敗れた[3]

2015年12月5日、メキシコ・ロスモチスにてWBCインターナショナルスーパーフェザー級シルバー王座決定戦で元世界王者のジョニー・ゴンサレスと対戦し、12回0-3(111-119、111-119、112-119)で敗れた[4]

2016年8月13日、オーストラリア・メルボルンでWBAオセアニア・ライト級暫定タイトルマッチでチャンピオンのウィル・トムリンソンと対戦し、1R40秒でKO勝ちし、タイトルを獲得した[5]

2018年2月3日、ロシア・ソチでWBCインターナショナル・ライト級王者でWBC世界12位のバジェ・サルガニャンと対戦し、7回TKO勝ちした[6]

2018年12月9日、大阪府立体育会館第2競技場でOPBF東洋太平洋ライト級タイトルマッチとしてのチャンピオンの中谷正義と対戦し、4回1分43秒TKO負けした[7]

BREAKING DOWN[編集]

2023年5月21日、BREAKING DOWN 8でにっけん君と対戦し、KO勝ち。

獲得タイトル[編集]

  • 2005年度中日本スーパーバンタム級新人王
  • WBAオセアニアライト級暫定王座
  • WBCインターナショナルライト級王座

戦績[編集]

  • プロボクシング - 34戦25勝(15KO)8敗1分
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2004年10月17日 2R TKO 山口雄司(トコナメ) 日本の旗 日本 プロデビュー戦
2 2004年12月5日 4R 判定3-0 松元雄大(エディタウンゼント) 日本の旗 日本
3 2005年3月13日 3R TKO 花木章年(スペースK) 日本の旗 日本
4 2005年4月24日 1R TKO 大西利幸(平和) 日本の旗 日本
5 2005年7月31日 6R 判定3-0 高津昌希(緑) 日本の旗 日本 2005年度中日本スーパーバンタム級新人王獲得
6 2005年9月23日 6R 判定1-0 満畑賢治(SPANKY.K) 日本の旗 日本
7 2005年10月29日 6R 判定3-0 高野愛(塚原京都) 日本の旗 日本
8 2005年12月18日 6R 判定0-3 杉田祐次郎(ヨネクラ) 日本の旗 日本 2005年度全日本スーパーバンタム級新人王敗退
9 2006年2月19日 4R 負傷判定3-0 チャレオンサク・ソーウォラピン タイ王国の旗 タイ
10 2006年4月2日 1R KO ローランド・エスタンシア フィリピンの旗 フィリピン
11 2006年7月23日 5R TKO デッサヤーム・シットポーダム タイ王国の旗 タイ
12 2007年2月12日 5R TKO ビホック・ジョッキージム タイ王国の旗 タイ
13 2007年4月1日 12R 判定0-3 ウェート・サックムアングレーン タイ王国の旗 タイ OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座挑戦
14 2007年6月16日 6R 判定3-0 サーフィン・スレイマノフ  ウクライナ
15 2007年11月3日 10R 判定3-0 クマントーン・チューワッタナ タイ王国の旗 タイ
16 2008年1月27日 10R 判定3-0 ジェイク・ベラノ フィリピンの旗 フィリピン
17 2008年4月15日 3R TKO 小林秀徳(角海老宝石) 日本の旗 日本
18 2008年8月1日 4R KO 上野康太(三谷大和S) 日本の旗 日本
19 2009年9月9日 8R 判定2-1 内田義則(セレス) 日本の旗 日本
20 2010年8月29日 5R TKO ダン・フビン 中華人民共和国の旗 中国
21 2010年11月20日 10R 判定0-3 大場浩平(大一スペースK) 日本の旗 日本
22 2011年4月24日 3R 棄権 アンディ・レッディン インドネシアの旗 インドネシア
23 2015年5月8日 6R 判定0-3 徐燦 中華人民共和国の旗 中国
24 2015年8月9日 6R 判定0-2 西脇一歩(大鵬) 日本の旗 日本
25 2015年9月11日 5R 負傷判定1-2 ヒーロー・ティト インドネシアの旗 インドネシア
26 2015年10月17日 1R KO ハン・イクスー 大韓民国の旗 韓国
27 2015年12月5日 12R 判定0-3 ジョニー・ゴンサレス メキシコの旗 メキシコ WBCインターナショナルスーパーフェザー級シルバー王座挑戦
28 2016年8月13日 1R 0:40 KO ウィル・トムリンソン オーストラリアの旗 オーストラリア WBAオセアニアライト級暫定王座獲得
29 2016年9月11日 3R 1:57 KO ルイス・アラグアヤン ベネズエラの旗 ベネズエラ
30 2017年4月29日 5R 0:51 TKO アーニー・サンチェス フィリピンの旗 フィリピン
31 2017年12月17日 4R 1:19 TKO デットアナン・ロンリアンギラーコラート タイ王国の旗 タイ
32 2018年2月3日 7R 2:42 KO バゲ・サルカンヤン ロシアの旗 ロシア WBCインターナショナルライト級王座獲得
33 2018年8月19日 8R 判定3-0 ロイ・ツア・マニフルク インドネシアの旗 インドネシア
34 2018年12月9日 4R 1:43 TKO 中谷正義(井岡) 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋ライト級王座挑戦
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アマチュアキックボクシング[編集]

キックボクシング 戦績
1 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
1 1 0 0 0 0
0 0 0 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
にっけん君 KO BREAKING DOWN 9 2023年8月26日

脚注[編集]

  1. ^ 中岸移籍初戦は辛勝 Boxing News(ボクシングニュース) 2009年9月9日
  2. ^ 大場、中岸のラフ戦法制して再起 Boxing News(ボクシングニュース) 2010年11月20日
  3. ^ 2階級制覇狙う久保 自国で初防衛戦に臨むツァン WOWOW 2018年5月24日
  4. ^ 風太がジョニゴンに判定負け、住吉と柳はドロー Boxing News(ボクシングニュース) 2015年12月6日
  5. ^ ハリケーン風太が初回KO勝ち、三好喜美佳は判定負け Boxing News(ボクシングニュース) 2016年8月13日
  6. ^ 風太がロシアで殊勲の勝利、ガシエフは王座統一 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年2月4日
  7. ^ 中谷正義が風太を4回TKO OPBFライト級V11 大森将平は快勝で完全復活アピール Boxing News(ボクシングニュース) 2018年12月10日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]