ライヒ

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ライヒ (Reich) は、ドイツ語で「」を表す言葉である。英語reign(支配)や region(地域)と同語源である。

ドイツの場合は、レベルの地域 (Land) またはそれ未満を統治した領邦 (Staat) に対し、ドイツ全土を統治した国をライヒと呼ぶ。特にナチスは、ドイツ史上次の3つをライヒと認め、番号をつけた。

  1. 神聖ローマ帝国 - 第1ライヒ
  2. ドイツ帝国 - 第2ライヒ
  3. ナチス・ドイツ - 第3ライヒ

しかし、ドイツ帝国からヴァイマル共和政、そしてナチス・ドイツに至る期間の国名は「Deutsches Reich」であり、変更されていない。ナチス・ドイツ崩壊後に成立した東ドイツはドイツ民主共和国ドイツ語: Deutsche Demokratische Republik)、現在のドイツでもある西ドイツはドイツ連邦共和国ドイツ語: Bundesrepublik Deutschland)はいずれもライヒの語を用いていない。

また、オーストリアの現地語名エースターライヒ(ドイツ語: Österreich)は「東のライヒ」と言う意味である。そのほかフランスはドイツ語でフランクライヒ(ドイツ語: Frankreichフランクのライヒ)と呼ばれる。

[編集] 「帝国」という訳

しばしば帝国と訳されるが、帝政とは限らない。特に帝政であることを示す場合には皇帝を示すカイザー (Kaiser) を加えて、カイザーライヒ (Kaiserreich) とする場合もある。たとえば

など。

アメリカなどの英語圏では第二次世界大戦時にドイツ第三帝国をエンパイヤ(Empire)ではなくライヒ (Reich)と表記したことから英単語としては帝国という意味で定着しており、帝国と訳される場合はこちらの用法である場合が多い。