ヤングアダルト

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ヤングアダルト: young adult)とは、発達心理学では成人期前期(前成人期)を迎えた人間のこと。段階としては英語ではyoung adulthoodと呼ぶ。エリク・H・エリクソンのライフサイクル論における段階の1つで、典型的には20歳から40歳頃にこの段階に至る。発達課題としては親密性と孤独の対立があり、友達やパートナーが主な関係を構成する[1]

文学におけるヤングアダルト[編集]

英語圏においては児童文学文学一般の間にyoung adultというカテゴリーを設けている。日本語で言うところのジュブナイルがこれに相当するが、ライトノベルをこれに含める見方もある。この文脈では心理学での用法よりも若く、16歳から25歳、すなわち思春期から成人後間もない読者層を想定している[2]講談社の書籍レーベル「YA!ENTERTAINMENT」のYAはヤングアダルトの略である。

出典[編集]

  1. ^ Erikson, E.H. (1959). Identity and the life cycle. New York: International Universities Press.  エリクソン, E.H. 『自我同一性—アイデンティティとライフサイクル』 小此木啓吾訳、誠心書房、1973年
  2. ^ Cart, Michael (2001). “From Insider to Outsider: The Evolution of Young Adult Literature”. Voices from the Middle 9 (2): 95–97.