ミシェル・ソニー

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Michel Sogny in Paris in 2018
生誕 ポー, フランス
職業 ピアニストと作曲家
公式サイト michelsogny.ch
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ミシェル・ソニー(フランス語: Michel Sogny1947年11月21日 - )は、ハンガリー系のフランス人ピアニスト作曲家、音楽教育者、作家フランスポー生まれ。ピアノ教育の新しいアプローチを開発したことで知られる[1][2][3]

経歴[編集]

ミシェル・ソニーは、ジュール・ジャンティルフランス語版イヴォンヌ・デポルトの指導の下、パリのエコールノルマル音楽院で音楽、とりわけ作曲法を学んだ。 つづいて、心理学修士文学学士を取得したのち、1974年にはソルボンヌ大学に学位論文を提出し哲学博士を取得した。

1970年代に音楽の世界に入り、すぐに革新的な音楽教授法の創設者としてその地位を確立した。フランツ・リストフランス協会の共同創設者となった、同協会は ヴァレリー・ジスカール・デスタン大統領を総裁とし、リストの曾孫であるブランディン・オリヴィエ・ド・プレヴォも創設者に名を連ねた。

1974年、彼はパリに音楽学校を設立し, 新しいピアノ教授法を用いて学生に指導した[4]

1990年代には自らの教授法をさらに推し進め、若い音楽家と協力した。

2000年3月、「SOS Talents Foundationフランス語版」を設立した。 この財団は東ヨーロッパの経済的に恵まれない若いピアニストを支援している[5]。財団主催のコンクールで受賞した者は財団内で彼の教授法を習得し、その成果をコンサートで披露している[6]

ソニーのピアノ教授法[編集]

ソニーのピアノ教授法はパリジュネーブの彼の学校で教えられた。 1974年以来、この教授法で20,000人以上が学んでいる[7][8]

ソニーの教え子の中では、ミシェル・パリフランス語版はいくつかの失敗を経て26歳でピアノの勉強を始め[9]、4年間の勉強の結果、コンサートで演奏するに至った[10]

1981年にはフランス全土にソニーの学校を拡大することを求める質問が上院本会議で出された[11]

公刊業績[編集]

  • L'admiration créatrice chez Liszt, ed. Buchet-Chastel (1975)
  • Le solfège sans soupir, ed. Sirella (1984)
  • Abrégé de solfège, ed. Sirella
  • La méthode en question(s), ed. Sirella
  • La méthode en action, ed. Sirella
  • Initiation à l'art de la composition musicale, ed. Sirella
  • Le pédagogue virtuose – livre de l'enseignant, ed. Sirella
  • La Musique en Questions, entretiens avec Monique Philonenko Ed. Michel de Maule (2009)
  • "L'adulte prodige – Le rêve au bout des doigts" Editions France-Empire (2013)
  • De Victor Hugo à Dostoïevski – Entretiens philosophiques avec Alexis Philonenko, éditions France-Empire (2013)[12]

脚注[編集]

外部リンク[編集]