フロム イエスタデイ

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フロム イエスタデイ
桑田佳祐ベスト・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル タイシタレーベル
プロデュース 桑田佳祐
チャート最高順位
ゴールドディスク
桑田佳祐 アルバム 年表
Keisuke Kuwata
1988年
フロム イエスタデイ
(1992年)
孤独の太陽
1994年
EANコード
EAN 4988002255825(1992年盤)
EAN 4988002417612(2001年盤)
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フロム イエスタデイ』(英語: From Yesterday)は、桑田佳祐の1作目のベスト・アルバム1992年6月27日CDカセットテープで発売。発売元はタイシタレーベル。キャッチコピーは『桑田佳祐をめぐる15の出来事』。

2001年6月25日にリマスタリングしたCDを再発売している。2001年の再発時のキャッチコピーには『ムスコも大きくなりました』。また、2016年2月26日にはダウンロード配信、2019年12月20日にはストリーミング配信を開始した[1][2]

背景[編集]

桑田ソロ、KUWATA BANDSUPER CHIMPANZEEの活動を全てまとめた1987年 - 1992年のソロの作品になっている。当時KUWATA BANDのシングル作品は全てCD化されていなかったため、CDとしては初収録となった[3][4]

リリース・アートワーク[編集]

ジャケットは表側が象、裏側が鯨のイラストであり、当時幼児だった桑田の実子が描いたものをそのまま採用している[3]

再発売
  • 2001年6月25日(CD)VICL-60805

チャート成績[編集]

本作は1992年7月13日付のオリコン週間ランキングにて最高位2位となり、登場週数は19週で累計売上枚数は111.1万枚となった[5]。この結果により、桑田のソロ作品として初のミリオンセラーとなった[3][6]

収録曲[編集]

  • タイトル表記は基本的にオリジナル収録時のものに従っている。既発曲の解説は各収録作品を参照のこと。

CD・CT[編集]

全作詞・作曲: 桑田佳祐。
#タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
1.悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)桑田佳祐桑田佳祐桑田佳祐・藤井丈司小林武史
2.いつか何処かで (I FEEL THE ECHO)桑田佳祐桑田佳祐桑田佳祐・小林武史・藤井丈司
3.SHE'S A BIG TEASER(作詞: Tommy Snyder & 桑田佳祐)桑田佳祐桑田佳祐桑田佳祐 & 藤井丈司 & Sammy Merendino & T.Bone Wolk
4.LADY LUCK(作詞: Tommy Snyder)桑田佳祐桑田佳祐桑田佳祐 & Jimmy Bralower & Jeff Bova
5.Blue 〜こんな夜には踊れない桑田佳祐桑田佳祐桑田佳祐・藤井丈司・小林武史
6.誰かの風の跡桑田佳祐桑田佳祐桑田佳祐・藤井丈司・小林武史
7.BAN BAN BAN桑田佳祐桑田佳祐KUWATA BAND
8.スキップ・ビート (SKIPPED BEAT)桑田佳祐桑田佳祐KUWATA BAND
9.MERRY X'MAS IN SUMMER桑田佳祐桑田佳祐KUWATA BAND
10.ONE DAY桑田佳祐桑田佳祐KUWATA BAND
11.SHE'LL BE TELLIN' (真夜中へデビューしろ!!)(作詞: Tommy Snyder / 作曲: KUWATA BAND)桑田佳祐桑田佳祐KUWATA BAND
12.YOU NEVER KNOW (恋することのもどかしさ)(作詞: Tommy Snyder / 作曲: KUWATA BAND)桑田佳祐桑田佳祐KUWATA BAND
13.RED LIGHT GIRL (街の女に恋してた)(作詞: Tommy Snyder / 作曲: KUWATA BAND)桑田佳祐桑田佳祐KUWATA BAND
14.北京のお嬢さん桑田佳祐桑田佳祐SUPER CHIMPANZEE
15.クリといつまでも桑田佳祐桑田佳祐SUPER CHIMPANZEE
合計時間:
  1. 悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE) / 桑田佳祐
    1987年発売のソロデビューシングル。
  2. いつか何処かで (I FEEL THE ECHO) / 桑田佳祐
    1988年発売の2枚目シングル。
  3. SHE'S A BIG TEASER / 桑田佳祐
    シングル「いつか何処かで (I FEEL THE ECHO)」カップリング曲。
  4. LADY LUCK / 桑田佳祐
    シングル「悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)」カップリング曲。
  5. Blue 〜こんな夜には踊れない / 桑田佳祐
    1988年発売の1枚目アルバム『Keisuke Kuwata』収録曲。
  6. 誰かの風の跡 / 桑田佳祐
    アルバム『Keisuke Kuwata』収録曲。
  7. BAN BAN BAN / KUWATA BAND
    1986年発売のデビューシングル。
  8. スキップ・ビート (SKIPPED BEAT) / KUWATA BAND
    1986年発売の3枚目シングル。
  9. MERRY X'MAS IN SUMMER / KUWATA BAND
    1986年発売の2枚目シングル。
  10. ONE DAY / KUWATA BAND
    1986年発売の4枚目シングル。
  11. SHE'LL BE TELLIN' (真夜中へデビューしろ!!) / KUWATA BAND
    1986年発売の1枚目アルバム『NIPPON NO ROCK BAND』収録曲。
  12. YOU NEVER KNOW (恋することのもどかしさ) / KUWATA BAND
    アルバム『NIPPON NO ROCK BAND』収録曲。
  13. RED LIGHT GIRL (街の女に恋してた) / KUWATA BAND
    アルバム『NIPPON NO ROCK BAND』収録曲。
  14. 北京のお嬢さん / SUPER CHIMPANZEE
    シングル「クリといつまでも」カップリング曲。
  15. クリといつまでも / SUPER CHIMPANZEE
    1991年発売のデビューシングル。

脚注[編集]

  1. ^ 桑田佳祐“還暦記念” ついにソロ全211曲配信解禁 オリコン 2016年2月26日配信・閲覧
  2. ^ サザン関連全972曲 サブスク一斉解禁 メンバーソロ曲も対象に オリコン 2019年12月20日配信, 2019年12月20日閲覧
  3. ^ a b c 1992年リリース【KUWATA BAND】の曲を収録した『From Yesterday』を振り返る ミドルエッジ 2017年6月3日閲覧
  4. ^ 『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p176
  5. ^ WHAT's IN? 1993, p. 9- 「SELF LINER NOTES '92 〜1992年のBEST50CD全曲解説〜」より
  6. ^ 桑田佳祐『上質なコメディ!?あきれるほど贅沢!?“本当にすごい”桑田佳祐に迫る!』”. ORICON STYLE. オリコン. 2011年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月21日閲覧。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]