フリーダム・ライターズ

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フリーダム・ライターズ』(英語: The Freedom Writers Diary)は、アメリカ合衆国ベストセラーとなった実話を基にしたノンフィクション作品及び、それを基にした2007年映画

概要[編集]

1994年カリフォルニアロサンゼルス郊外の公立高校に赴任した新人英語教師・エリン・グルーウェルは、荒れ放題のクラスを受け持つことになる。人種ごとにいがみ合い、授業を受ける気など更々ない生徒たちを相手に、エリンは授業の進め方に苦心する。夫に支えられながら、教材にラップを取り入れるなど努力を重ねていく。ある日の授業中、ラテンアメリカ系のティコが黒人のジャマルをバカにした絵を描く。エリンはその絵を見て、第二次世界大戦ホロコーストがこうした差別から生まれたことを説明するが、生徒たちは理解ができない。エリンは『アンネの日記』を教材にしようとするが、教科長に予算の無駄と拒否されてしまう。エリンは毎日何でもいいから日記を書くように、と1冊ずつノートを配る。最初は罵り言葉ばかりしか書いていなかった生徒たちは次第に「自分の声で語る」ようになる。点数はつけず、特に読んでほしい場合は特別な戸棚に入れるように指示し、生徒たちの環境の厳しさを知るようになる。エリンは日記を通して、生徒たちと向き合うようになり、生徒たちも次第にエリンに心を開いていき、悲観的だった将来を改めていく。アンネ一家を支えていた[[[ミープ・ヒース]]([:en:Pat Carroll (actress)]]が演じる)も招待する。しかし、夫も上司も理解をしてくれない…。

生徒たちが書いた日記は、一部ずつを集め1冊の本として出版され、ベストセラーとなった。その後、グルーウェルと生徒らによりNPO団体「フリーダム・ライターズ基金」が設立された。

2007年ヒラリー・スワンクが製作総指揮・主演を務め映画化した。スワンクは2度のアカデミー賞主演女優賞に輝いた。

2008年7月3日フジテレビ系奇跡体験!アンビリバボー』で取り上げられた。

自己表現からクラスを改善していくフランス映画に『パリ20区、僕たちのクラス2008年)』ができた。

映画[編集]

フリーダム・ライターズ
Freedom Writers
監督 リチャード・ラグラヴェネーズ
脚本 リチャード・ラグラヴェネーズ
原作 エリン・グルーウェル
フリーダム・ライターズ
製作 ダニー・デヴィート
マイケル・シャンバーグ
ステイシー・シェア
製作総指揮 ヒラリー・スワンク
トレイシー・ダーニング
ナン・モラレス
ダニエル・S・レヴィン
出演者 ヒラリー・スワンク
パトリック・デンプシー
音楽 マーク・アイシャム
ウィル・アイ・アム
撮影 ジム・デノールト
編集 デヴィッド・モリッツ
製作会社 MTVフィルムズ
ジャージー・フィルムズ
2Sフィルムズ
配給 アメリカ合衆国の旗 パラマウント映画
日本の旗 UIP
公開 アメリカ合衆国の旗 2007年1月5日
日本の旗 2007年7月21日
上映時間 123分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $21,000,000[1]
興行収入 $43,090,741[1]
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キャッチコピーは「昨日までの涙が、インクになる。それは、一人の新米教師と、一冊のノートが起こした奇跡の実話。」

キャスト[編集]

役名: 俳優 (ソフト版日本語吹き替え)

スタッフ[編集]

関連項目[編集]

映画の参考文献[編集]

  • 『アンネの日記』(日本語版&英語版)
  • 『The Freedom Writers Diary』by Erin Cruwell
  • 『フリーダム・ライターズ』エリン・グルーウェルとフリーダム・ライターズ作
  • 勝利を見すえて:アメリカ公民権運動の歴史(1954-1965) VHS

参考文献[編集]

  1. ^ a b Freedom Writers”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2013年1月9日閲覧。

外部リンク[編集]