フェニックスタワー (競走馬)

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フェニックスタワー
ハーリド・ビン・アブドゥッラーの勝負服
欧字表記 Phoenix Tower
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2004年
Chester House
Bionic
母の父 Zafonic
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ケンタッキー州
生産者 ジュドモントファーム
馬主 ハーリド・ビン・アブドゥッラー
調教師 ヘンリー・セシル(イギリス)
競走成績
生涯成績 8戦4勝
獲得賞金 33万4812UKポンド
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フェニックスタワー (Phoenix Tower) はアメリカ合衆国で生産され、イギリスで調教された競走馬。引退後は種牡馬としてインドへ輸出された。

経歴[編集]

競走馬時代[編集]

2006年、2007年(2歳、3歳)[編集]

2歳時の6月に競走馬デビュー戦を迎え、デビュー戦で初勝利を挙げるが2歳時はこの1戦のみでその後は休養に入った。

3歳となり、4月の復帰戦を制し、続く5月の条件戦も制したが、3歳時はこの2戦のみでその後は休養に入った。

2008年(4歳)[編集]

古馬となり、4月に休養明け初戦の重賞競走初挑戦となったアールオブセフトンステークス (G3) を制して重賞競走初勝利を挙げた。その後はG1戦線を走り、G1競走初挑戦となった5月のロッキンジステークスではクレカドール英語版に敗れて2着となりデビュー戦以来の連勝が4で止まると、6月のプリンスオブウェールズステークスではデュークオブマーマレードに4馬身差で敗れて2着、7月の1番人気に支持されたエクリプスステークスではマウントネルソンに短アタマ差で敗れて2着、8月のインターナショナルステークスでは再びデュークオブマーマレードに敗れて2着となるなどG1競走で4戦連続2着という惜敗が続いた。そして10月のチャンピオンステークスに向けての調整中に怪我をしたのが原因で競走馬を引退した。

種牡馬時代[編集]

5歳となった2009年よりインドプネーにあるマンジュリスタッドで種牡馬入りした。

2018年には産駒のロチェスター (Rochester) がインディアンダービー英語版を制している[1]

血統表[編集]

Phoenix Tower血統 (血統表の出典)[§ 1]

Chester House
1995 黒鹿毛
父の父
Mr. Prospector
1970 鹿毛
Raise a Native Native Dancer
Raise You
Gold Digger Nashua
Sequence
父の母
Toussaud
1989 黒鹿毛
El Gran Senor Northern Dancer
Sex Appeal
Image of Reality In Reality
Edee's Image

Bionic
1996 黒鹿毛
Zafonic
1990 鹿毛
Gone West Mr.Prospector
Secrettame
Zaizafon The Minstrel
Mofida
母の母
Bonash
1991 鹿毛
Rainbow Quest Blushing Groom
I Will Follow
Sky Love Nijinsky II
Gangster of Love
母系(F-No.) 23号族(FN:23-b) [§ 2]
5代内の近親交配 Mr. Prospector S2×M4、Northern Dancer S4×M5×M5 [§ 3]
出典
  1. ^ JBISサーチ[2]
  2. ^ JBISサーチ[2]
  3. ^ JBISサーチ[2]

出典[編集]

  1. ^ Rangeela, Usman (2018年2月5日). “Rochester demolishes several reputations” (英語). Mumbai Mirror. Bennett, Coleman & Co. Ltd. 2023年3月12日閲覧。
  2. ^ a b c 血統情報:5代血統表|Phoenix Tower(USA)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年3月12日閲覧。

外部リンク[編集]