ナンベイウシガエル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ナンベイウシガエル
ナンベイウシガエル
ナンベイウシガエル
Leptodactylus pentadactylus
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 両生綱 Amphibia
: 無尾目 Anura
亜目 : Neobatrachia
: ユビナガガエル科
Leptodactylidae
亜科 : Leptodactylinae
: Leptodactylus
: ナンベイウシガエル
L. pentadactylus
学名
Leptodactylus pentadactylus
(Laurenti, 1768)
和名
ナンベイウシガエル
英名
Smokey jungle frog

ナンベイウシガエル(南米牛蛙、Leptodactylus pentadactylus)は、ユビナガガエル科ユビナガガエル属に分類されるカエル

分布[編集]

エクアドルコロンビアスリナムペルーフランス仏領ギアナ)、ボリビア

形態[編集]

体長12.5-18cm(オス14-16.9cm、メス12.5-18.1cm)。オスよりもメスの方が大型になる。体色は赤や褐色で、背面に暗色の横縞が入る。吻端から側頭部にかけて黒い斑紋が入る。

幼生は全長6cm。繁殖期になるとオスは前肢が太くなり第1指に黒い疣(婚姻瘤)、胸部に左右に1つずつ棘状の突起が現れる。

生態[編集]

熱帯雨林の林床に生息する。跳躍力は強い。

食性は動物食で、昆虫類節足動物、両生類、小型爬虫類、小型哺乳類などを食べる

繁殖形態は卵生。水辺の地面に穴を掘り、1回に1000個ほどの卵を泡に包んで産む。

人間との関係[編集]

生息地では食用とされることもある。

ペットとしても飼育されることもあり、日本にも輸入されている。以前は高価で輸送環境の悪さから状態を崩した個体が多かったが、近年は輸送状態も改善され価格も落ち着いてきている。日本では鳥羽水族館が初めて本種の飼育下繁殖に成功した。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 千石正一監修 長坂拓也編著 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、244頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 両生類・はちゅう類』、小学館2004年、17頁。
  • 海老沼剛 『爬虫・両生類ビジュアルガイド カエル2 南北アメリカ大陸と周辺の島々のカエル』、誠文堂新光社2006年、104頁。

外部リンク[編集]