ドリフトマーク (ハウス・オブ・ザ・ドラゴン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドリフトマーク
Driftmark
ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』のエピソード
話数シーズン1
第7話
監督ミゲル・サポチニク
脚本Kevin Lau
音楽ラミン・ジャヴァディ
撮影監督Fabian Wagner
編集Tim Porter
初放送日2022年10月2日 (2022-10-02)
時間67分
エピソード前次回
← 前回
王女と王妃
次回 →
潮の主

ドリフトマーク』(Driftmark)はHBOのファンタジー・テレビドラマ・シリーズである『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』のシーズン1の第7話である。Kevin Lauが脚本を書き、ミゲル・サポチニクが監督した。日本ではU-NEXTが配信した。

あらすじ[編集]

ドリフトマーク[編集]

レーナ・ヴェラリオンの葬儀のため、王族を含む人々がヴェラリオン家の本拠ドリフトマーク島に集まり、その中には亡きライオネル・ストロングの後を継ぎ〈王の手〉に返り咲いた王妃の父オットー・ハイタワーもいる。

レイニラ王女の夫のレーナ―は、妹の死を嘆き悲しむ。コアリーズ・ヴェラリオンはレイニラの子たちがレーナ―の子であるとの体面を保つため、その長男のジャセアリーズがレイニラの後を継いで王の世継ぎとなった際には、次男のルケアリーズをドリフトマークの跡継ぎにしようとする。だが妻のレイニス王女は、別の男の種であろうレイニラの子たちではなく、確実に実の孫でありレーナの遺した長女ベイラに継がせたいと願う。

レイニラは叔父デイモン王子に再会し、捨てられた後にずっと孤独を感じていたと告白する。夜、二人は浜辺で愛を交わす。いまだドラゴンのいない、アリセント王妃の次男エイモンドは、レーナの遺した存命最大のドラゴンである"ヴァーガー"[注釈 1]に無謀にも近づき、絆を結ぶ。これを気に入らないレーナの娘たち、そしてルケアリーズと喧嘩になり、ルケアリーズらレイニラの子供たちをハーウィン・ストロングの"落とし子"と呼ぶ。激怒したルケアリーズはエイモンドの片目に傷を負わせ、失明する羽目となる。

ヴィセーリス王は子供たちら家族を集めて事情を聞く。王の世継ぎの子であるルケアリーズを"落とし子"と呼ぶことは反逆罪であるとレイニラは告発する。アリセント王妃は、息子の目の代償としてルケアリーズの片目を潰すことを求め、護衛であるクリストン・コールに命令するも応えられない。アリセントは短剣でレイニラを襲い、負傷させる。王はこれ以上の争いを禁じる。オットーは娘の闘争心をほめる。アリセントは、父を〈王の手〉に戻してくれたラリス・ストロング[注釈 2]に感謝する。

レイニラは、純粋なターガリエン家の血筋を結び付け自分の立場を固めようと、叔父デイモンに結婚を求める。デイモンはレーナ―の恋人のサー・クァールを買収してレーナ―の暗殺を偽装させ、サー・クァールとレーナ―は二人でドリフトマークから去る。コアリーズとレイニスは我が子の死を信じて嘆く。レイニラとデイモンは結婚する。

評判[編集]

視聴者数[編集]

HBOでは1.88百万人がリアルタイムで視聴した[1]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 約100年前、初代エイゴン征服王の姉にして妻であるヴィセーニアの騎乗するドラゴンでもある
  2. ^ 前エピソードで、ラリスは父で〈王の手〉のライオネル・ストロングと兄でレイニラの愛人のハーウィンを密かに火事で殺している

出典[編集]

  1. ^ Metcalf, Mitch (2022年10月4日). “ShowBuzzDaily's Sunday 10.2.2022 Top 150 Cable Originals & Network Finals Updated”. Showbuzz Daily. 2022年10月4日閲覧。

外部リンク[編集]