チェロ協奏曲第1番 (サン=サーンス)

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チェロ協奏曲第1番 イ短調 作品33は、カミーユ・サン=サーンスが作曲した2曲のチェロ協奏曲のうちの第1作。

目次

[編集] 概要

この曲は壮年期の1873年に書き上げられた。前後してオペラ『サムソンとデリラ』、ピアノ協奏曲第4番、4曲の交響詩などの傑作が生まれている。1902年に作曲された第2番は、作曲家としての経験を一層積んだ老年期の作品であるが、第1番ほど優れていないと見なされ、今日ではほとんど演奏されない。単にサン=サーンスのチェロ協奏曲というと、もっぱら第1番のほうを指す。

チェロ協奏曲において全3楽章を切れ目なく演奏されるという手法は、既にシューマン協奏曲で行われているが、サン=サーンスの場合はかなり徹底していて、全体が3つの部分からなる単一の楽章となっている。

[編集] 初演

1873年1月18日パリ音楽院にてオーギュスト・トルベック独奏により初演された。独奏者はパリ音楽院のチェロ教授であり、本作の被献呈者である。

[編集] 編成

独奏チェロ

  • 木管楽器
フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2
  • 金管楽器
ホルン2、トランペット2
  • 打楽器
ティンパニ
  • 弦楽器
弦五部

[編集] 楽曲の構成

以下の3部構成である。

  1. アレグロ・ノン・トロッポ-アニマート-アレグロ・モルト-テンポ・プリモ、イ短調ソナタ形式
  2. アレグレット・コン・モート、変ロ長調、4分の3拍子
  3. テンポ・プリモ-ピウ・アレグロ-モルト・アレグロ、イ短調、2分の2拍子
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