チェイシング・イエスタデイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Chasing Yesterday
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズスタジオ・アルバム
リリース
録音 2014年 (2014) ストレイジウェイズ、 アビー・ロード・スタジオ
ジャンル
時間
レーベル Sour Mash
プロデュース ノエル・ギャラガー
チャート最高順位

・1位 (イギリス、アイルランド)

・10位 (日本)
ゴールドディスク
プラチナ(イギリス・BPI)
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ アルバム 年表
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ
(2011)
チェイシング・イエスタデイ
(2015)
『チェイシング・イエスタデイ』収録のシングル
  1. イン・ザ・ヒート・オブ・ザ・モーメント
    リリース: 2014年11月17日 (2014-11-17)
  2. バラッド・オブ・ザ・マーティ・アイ
    リリース: 2015年1月13日 (2015-01-13)
  3. リヴァーマン
    リリース: 2015年5月11日 (2015-05-11)
テンプレートを表示

チェイシング・イエスタデイ(Chasing Yesterday)は、イギリスのミュージシャンであるノエル・ギャラガーのセカンド・アルバム。日本先行発売。 タイトルの意味は「昨日を追いかける」。

概要[編集]

初となるセルフ・プロデュース・アルバム。ゲストとしてジョニー・マーがギターで参加(「バラッド・オブ・ザ・マイティ・アイ」)。

今作はかなりギター・サウンドが濃く、「ロック・アルバム」としてまとまっている。

本作のリード・シングルである「イン・ザ・ヒート・オブ・ザ・モーメント」の歌詞である「They tell me you’ve touched the face of God(訳例:神の顔に触れるような気持ちだ)」は、ノエルが見たドキュメンタリーから採ったとのこと。

 「リヴァーマン」は、今の俺だからこそ書けた曲なんだ。「ロックンロール・スター」も二度と書けない、なぜなら……理由は分からないな。「リヴァーマン」もそういう曲だ。

「ザ・ライト・スタッフ」はおそらく賛否両論あるだろう。「ロック・オール・ザ・ドアーズ」が好きな人はこの曲を不愉快に思うかもしれない。酷評されても仕方ない、覚悟はできてるさ。

「ジョニー・マーの演奏は素晴らしいの一言だ。俺たちとは本当に次元が違うんだよ。音を聴いただけで、彼のギターだと分かる。壮大な曲に仕上がったと思うよ」

[1]

反響[編集]

本作も成功を収める結果となった。全英チャート(OCC)では89000枚を売り上げ、2枚目となる1位[2][3]、さらにヴィニール盤も1位、Amazon.ukでも上位を記録した。日本のオリコン洋楽チャートではレッド・ツェッペリンフィジカル・グラフィティ リマスターを抑えて1位(総合は10位)を記録。オーストラリア、ドイツ、オランダのチャートでもソロとしては初のトップ10入りを記録。アメリカのBillboard 200では35位を記録。

収録曲[編集]

全作詞・作曲: ノエル・ギャラガー
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「リヴァーマン - Riverman」ノエル・ギャラガーノエル・ギャラガー
2.「イン・ザ・ヒート・オブ・ザ・モーメント - In the Heat of the Moment」ノエル・ギャラガーノエル・ギャラガー
3.「ザ・ガール・ウィズ・エックス-レイ・ガールズ - The Girl with X-Ray Eyes」ノエル・ギャラガーノエル・ギャラガー
4.「ロック・オール・ザ・ドアーズ - Lock All the Doors」ノエル・ギャラガーノエル・ギャラガー
5.「ザ・ダイニング・オブ・ザ・ライト - The Dying of the Light」ノエル・ギャラガーノエル・ギャラガー
6.「ザ・ライト・スタッフ The Right Stuff」ノエル・ギャラガーノエル・ギャラガー
7.「ホワイル・ザ・ソング・リメインズ・ザ・セイム - While the Song Remains the Same」ノエル・ギャラガーノエル・ギャラガー
8.「ザ・メキシカン - The Mexican」ノエル・ギャラガーノエル・ギャラガー
9.「ユー・ノウ・ウィ・キャント・ゴー・バック - You Know We Can't Go Back」ノエル・ギャラガーノエル・ギャラガー
10.「バラッド・オブ・ザ・マーティ・アイ - Ballad of the Mighty I」ノエル・ギャラガーノエル・ギャラガー
合計時間:
日本盤ボーナス・トラック
#タイトル作詞作曲・編曲時間
11.「リーヴ・マイ・ギター・アローン - Leave My Guitar Alone」  
合計時間:
デラックス・エディション・ボーナス・トラック
#タイトル作詞作曲・編曲時間
11.「ドゥ・ザ・ダメージ - Do the Damage」  
12.「レヴォリューション・ソング - Revolution Song」  
13.「フリーキー・ティース - Freaky Teeth」  
14.「イン・ザ・ヒート・オブ・ザ・モーメント - In the Heat of the Moment」(remix)  
15.「リーヴ・マイ・ギター・アローン - Leave My Guitar Alone」(Japanese Bonus Track(only))  
合計時間:

脚注[編集]