ダーティハリー症候群

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ダーティハリー症候群Dirty Harry syndrome)は、警察官が陥るとされる精神状態の俗称である。別名ワイアット・アープ症候群Wyatt Earp syndrome)。

現実社会において、正義の執行者を自任し、“悪党に生きている資格はない”という判断、正義感によって、目の前の現行犯人をたとえ微罪でも射殺し、「逮捕に抵抗するからだ」と正当化してしまう。『ダーティハリー』はアメリカ映画のタイトルであり、「主人公ハリー・キャラハンが正義の名のもとに犯罪者を自ら次々と“処刑”してゆく」という映画の間違った印象にちなんで、この名で呼ばれるようになった。この映画の2作目では実際に症候群に侵された登場人物との対決が見られる。また新谷かおるの漫画『銀色の照星 ―Silver Sight―』にも同様のエピソードが登場する。

拳銃を抜く事について比較的寛容なアメリカ合衆国の警察で罹患する例が多く見受けられる(実際には発砲が適正であったかについての調査が日本同様に為される)。拳銃の使用に厳しい日本の警察ではほとんどない。ただしアメリカの場合は一般市民も(それこそダーティハリーばりの)強力な銃を所持しているという事情や、凶悪事件の発生件数・殉職する警官数の多さも考慮しなければならないことがこの問題を難しくしている。

[編集] 参考文献

  • The evolution of the Dirty Harry syndrome, 1971-1988 : a comparison of a fictional police officer's behavioral patterns to those of a non-fictional officer (1993) William K Rowlette

[編集] 関連項目

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