タケデンバード事件
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タケデンバード事件( - じけん)は、日本の中央競馬において、審判(着順判定)を巡って起こった騒動である。クモハタ記念事件ともいう。
[編集] 概要
1972年12月3日に東京競馬場で開催された第22回クモハタ記念は、タケデンバードとハクホオショウとがゴール前で際どく争う形となった。同レースを観戦していた者の多くは1着ハクホオショウ、2着タケデンバードと判断したが、主催者(日本中央競馬会)側は審判員の肉眼による判断に基づき、1着タケデンバード、2着ハクホオショウと着順を決定。これに対しハクホオショウの関係者をはじめとする競馬関係者やトラックマンなどが抗議を行った。
当時、着順判定は最終的には審判員の肉眼によるとされていたが、接戦の場合にはゴール前を撮影した写真を発表する習慣があった。ハクホオショウの関係者が写真を見せるように要求したところ、何らかの原因[1]によって写真が撮影されていなかったことが判明。ハクホオショウの関係者と日本中央競馬会の交渉の結果、写真判定による着順決定を義務づけるようルール(競馬施行規定)が改正されることとなった。
因みに、事件の当事者・タケデンバードとハクホオショウのその後であるが、前者は『優勝確実と思われたハマノパレードがアクシデント(骨折転倒)に襲われ高松宮杯をタナボタ勝利』、後者は『優勝候補として挑んだ天皇賞(秋)を骨折の為に競走中止』と言う対照的な結果に終わっている。

