タカラガイ科

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タカラガイ科
Cypraea chinensis with fully extended mantle.jpg
スソムラサキダカラ(Cypraea chinensis
分類
: 動物界 Animalia
: 軟体動物門 Mollusca
: 腹足綱 Gastropoda
亜綱 : 直腹足亜綱 Orthogastropoda
下綱 : (訳語なし) Apogastropoda
上目 : 新生腹足上目 Caenogastropoda
: 吸腔目 Sorbeoconcha
亜目 : 高腹足亜目 Hypsogastropoda
下目 : タマキビ下目 Littorinimorpha
超科 : タカラガイ超科 Cypraeoidea
: タカラガイ科 Cypraeidae
下位分類(属)
本文参照

タカラガイ科(Cypraeidae)は軟体動物腹足綱の科で、タカラガイ(宝貝)と総称される海産の巻貝およびその近縁種を含む。およそ200年近い間、タカラガイ科の貝は全てタカラガイ属Cypraea)に含められていたが、近年では細分化する意見もある。

目次

[編集] 貝殻

成長したタカラガイ科は他の巻貝とは異なり、丸みを帯びた玉子のような形状となる。幾種かの例外を除き、貝殻は滑らかで光沢を持つ。成体が生きている間は貝殻は外套膜に被われる。殻に明瞭な羅塔は無く、狭い開口部の周縁には歯状の凹凸がある。蓋は無い。

稚貝は成貝とは異なり、貝殻は頭楯目のものに似ている。殻の模様や色彩も成貝のそれとは違うため、外見から同定することは難しい。

[編集] 食性

小型種は藻食性、大型種には肉食性のものもあり、一部サンゴなどに寄生するものもある。

[編集] 捕食者

タカラガイ科の成貝は開口部が非常に狭い上、周縁部に歯状の凹凸を持つため、捕食者が手を出しづらい。しかしこれを狙う生物も幾つか存在する。開口部に比して脆弱な貝殻の背面部を破壊するカニなどの甲殻類や、タガヤサンミナシのように毒針を軟体部に打ち込み、貝殻内に自分のを挿入して消化する肉食の貝、貝殻に穿孔して毒針で刺し殺すタコの仲間などである。

[編集] 利害

非常に美しいため、装飾や収集の対象となる。

なお、古くは貨幣として使われたことがあり、宝貝の名はそれに基づく。

[編集] 下位分類

タカラガイ科は近縁のウミウサギ科Ovulidae)と共にタカラガイ超科Cypraeoidea)を形成する。より上位の分類は冒頭の分類表を参照。以下に腹足類の分類 (ブシェ&ロクロワ2005年)による分類の例を示す。いくつかの属は分類体系によってはタカラガイ属として扱われる可能性がある。

[編集] 注釈・参考文献

  1. ^ 亜科(Gisortiinae)として扱う場合もある。
  2. ^ 腹足類の分類 (ブシェ&ロクロワ2005年)ではこの亜科の族への言及が無い。
  3. ^ 本亜科の無効なシノニムとして Archicypraeinae Schilder, 1930
  4. ^ この亜科は tribe Umbiliini Schilder, 1932 および subfamily Gisortiinae Schilder, 1927 のシノニムである。
  • Bouchet P, Rocroi JP (2005). “Classification and Nomenclator of Gastropod Families”. Malacologia 47 (1-2): 1-397. 
  • Guido T. Poppe & Sheila P. Tagaro. The New Classification of Gastropods according to Bouchet & Rocroi, 2005. A practical adaptation for conchologists, malacologists and shell collectors..  PDF available
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