ジョージ・レイコフ

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ジョージ・レイコフ

ジョージ・レイコフGeorge P. Lakoff, 1941年 - )はアメリカ言語学者カリフォルニア大学バークレー校教授

認知言語学の創設者の一人であり、特に、従来文章技巧の問題として言語学からは周辺的な現象として扱われてきたメタファーを、日常の言語活動に必須の認知能力(概念メタファー)として捉え直したことで有名である。

レイコフは1980年マーク・ジョンソンとの共著Metaphors We Live Byで、「議論は戦争である」「良いことは上である」「考えは食べ物である」などのメタファーのパターンが日常言語に溢れていることを指摘した。

レイコフはここから発展して、人間の抽象的な概念能力は、経験に基づいた具体的・身体的な認知機構からのメタファー的拡張によって可能になっていると主張し、心身二元論に基づいた西洋哲学の伝統に対する批判を行っている。

また政治問題に対しても積極的に発言している。

主な著書[編集]

  • George Lakoff and Mark Johnson. Metaphors We Live By. University of Chicago Press, 1980.
  • George Lakoff and Mark Turner. More Than Cool Reason: A Field Guide to Poetic Metaphor. University of Chicago Press, 1989.
  • George Lakoff. Women, Fire, and Dangerous Things: What Categories Reveal About the Mind. University of Chicago Press, 1987.
    • 池上嘉彦河上誓作 訳 『認知意味論――言語から見た人間の心』 (紀伊國屋書店, 1993年)
  • George Lakoff. Moral Politics. University of Chicago Press, 1996.
  • George Lakoff and Mark Johnson. Philosophy In The Flesh: the Embodied Mind and its Challenge to Western Thought. Basic Books, 1999.
    • 計見一雄 訳 『肉中の哲学 ―─ 身体を具有したマインドが西洋の思考に挑戦する』(哲学書房, 2004年)
  • George Lakoff and Rafael Núñez. Where Mathematics Comes From: How the Embodied Mind Brings Mathematics into Being. Basic Books, 2000.
  • George Lakoff. Don't Think of an Elephant: Know Your Values and Frame the Debate. Chelsea Green Publishing, 2004.