ジェシカ・リンチ
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| ジェシカ・リンチ | |
|---|---|
| 1983年4月26日 - | |
| 所属組織 | アメリカ陸軍 |
| 最終階級 | 上等兵 |
| 部隊 | 第507整備補給中隊 |
| 戦闘 | イラク戦争 |
| 賞罰 | Bronze Star(青銅星勲章) Prisoner of War(捕虜章) Purple Heart(名誉戦傷章) |
ジェシカ・ドーン・リンチ(Jessica Dawn Lynch, 1983年4月26日 - )はアメリカ合衆国の元陸軍上等兵。彼女はイラク戦争中の2003年3月に捕虜となったが、無事に救出されて帰国し、ヒロインと看做され、メディアの注目を浴びた。
[編集] 概要
ジェシカ・リンチはアメリカ陸軍需品科の第507整備補給中隊に所属中の2003年3月23日、南部ナシリヤ市近郊で任務中にイラク民兵の待伏せにあい、11名の戦友が命を落とす中、重傷を負いながらも他5名のアメリカ軍兵士と共に捕虜となる。 後に、アメリカ海兵隊・アメリカ陸軍レンジャー部隊による共同捕虜救出作戦により、イラク民兵司令部と化していた病院より救出される。彼女の救出時の映像はアメリカを始め、全世界のニュース番組で放映された。その後「ニューズウィーク」「ピープル」などの表紙を飾り、「セイビング・ジェシカ・リンチ」というテレビ映画まで作成され、彼女はアメリカ軍の戦意高揚に貢献し、戦争支持者に勢いを与えることになった。
[編集] 疑問
しかし同年4月1日夜、救出部隊が突入した病院にイラクの民兵組織「フェダーイーン・サッダーム」はおらず、イラク人の病院職員の証言やジェシカの不自然な記憶喪失などから人質救出作戦を疑問視する声があがった。同年8月27日付で除隊している。また、救助された病院にイラク軍が居なかったことから、イラク兵からの取調べの際に殴打などの暴力を受けたとの証言も疑問が投げかけられた。
後の取材で明らかになったところでは、イラク側は負傷したジェシカを病院に搬送した上、傷の手当ても行っている。また、イラク人の看護婦がジェシカに付き添って看護していたことも判明している。
2003年5月18日に放送されたBBCのドキュメンタリー番組"War Spin"ではこの出来事は演出された戦時プロパガンダであると報じたが、国防総省はこれを否定している。