オフィスで誘うエッチな彼女

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オフィスで誘うエッチな彼女
ジャンル 働くオンナに誘惑されるAVG[1]
対応機種 Microsoft Windows Vista/7/8/8.1/10[2][1]
開発元 PULLTOP LATTE
発売元 [PC]ウィルプラス
[DVDPG]アクラス
ディレクター 十五夜[3]
キャラクターデザイン なるみすずね[2]
あいざわひろし[2]
TwinBox[2]
シナリオ 若葉祥慶[2]
ギハラ[2]
音楽 ミリオンバンブー[1]
オープニングテーマ 「ドラマティックライン」（灰墨イノリ）[4]
発売日 [PC]2017年3月24日[2]
[DVDPG]2018年7月12日
レイティング EOCS：18禁[2]
キャラクター名設定 不可
エンディング数 3
セーブファイル数 100+5 (Auto) +5 (Quick)
メディア [PC]DVD-ROM[2]
[DVDPG]片面2層1枚＋1層2枚
ディスクレス起動 可
アクチベーション なし
画面サイズ 1280×720以上[1]
BGMフォーマット Ogg Vorbis
キャラクターボイス あり[2]
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード あり
メッセージスキップ 全文/既読
オートモード あり
備考 期間限定特典：サウンドトラック、エッチシーンモーション化パッチ[4]
アンケート特典：ハーレムシナリオ「仕事を忘れて、私たちとエッチしましょ! と3人が誘ってくるパッチ」[2][5]
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『オフィスで誘うエッチな彼女』（オフィスでさそうエッチなかのじょ）は、PULLTOP LATTEから2017年3月24日に発売された18禁恋愛アドベンチャーゲーム[6][2]。「働く女性とのオトナの恋愛」をテーマとした、オフィスラブに特化した作品である[2]。2018年7月12日にはアクラスのブランド「アイチェリー」からDVDPG版が発売されている[7]。

システム[編集]

本作は、マウスクリックなどでテキストを読み進めていくオーソドックスな恋愛アドベンチャーゲームである。いわゆる攻略ヒロインは3人。

あらすじ[編集]

藤浪冬馬は大手総合電機メーカー「セントレアード株式会社」に新卒採用され、営業統括部のイベント運営部門に体験配属されるが、指導を担当してくれる先輩社員の天宮麻衣と酔った勢いで関係を持ってしまう[2]。

登場人物[編集]

主人公[編集]

藤浪 冬馬（ふじなみ とうま）
声 - なし
所属：営業統括部（体験配属中）、血液型：O型[8]
本作の主人公。東京の大学を卒業してこの春セントレアードに入社した新社会人。隠れオタで休日はゲームばかりしており、同族の忍とは話が弾む。時々時代劇染みた言葉遣いになる[9]。

ヒロイン[編集]

天宮 麻衣（あまみや まい）
声 - 小倉結衣[2]
所属：営業統括部 イベント運営部門、血液型：A型[8]
冬馬の同年代の先輩社員。オフィスではピリっとしているが、プライベートはだらしがない[2]。好物は個性的フレーバーのコーラ「カラシーペッパー」で、味覚がややおかしい。眼鏡にジャージ姿の私生活を冬馬に知られ大いに慌てる。育ちが良いお嬢様で、実はセントレアードの取締役の娘である[9]。
瀬良 忍（せら しのぶ）
声 - かわしまりの[2]
所属：営業統括部 契約マネジメント部門、血液型：AB型[8]
営業統括部のナンバー2[2]。中途入社でやり手の上司。アニメ『ドン・ガスター』（OVA『トップをねらえ!』が元ネタであるらしき描写がある[注 1]）の話題を通じて冬馬と仲良くなる。契約のトラブルで深夜まで残業した冬馬を自宅へ誘い、関係を持ってしまう[9]。
双葉 みこと（ふたば －）
声 - 魚住さぁさ[2]
所属：お弁当屋『いこい』、血液型：B型[8]
セントレアード社近くの裏通りにある家族経営の弁当屋の看板娘[2]。近年は表通りのチェーン店に押されていたが、冬馬の口添えでセントレアード社内への出張販売が実現し、味と値段もあいまって売上が回復する[9]。家業の傍ら定時制の学園に通学しているが[2]、成績はあまり芳しくなく、試験は毎回赤点スレスレ。家庭教師を買って出た冬馬に好意を抱く[9]。

サブキャラクター[編集]

世田谷 弘美（せたがや ひろみ）
声 - なし
所属：営業統括部[9]
営業統括部の部長。忍を他社からセントレアードに引き抜いた人物[9]。
双葉 蘭（ふたば らん）
声 - なし
所属：お弁当屋『いこい』、血液型：B型[8]
みことの妹。冬馬のことは冬兄と呼ぶ。姉の恋路を応援している[9]。

スタッフ[編集]

（担当キャラクターの出典：[10][11][12]）

主題歌[編集]

映像外部リンク
オフィスで誘うエッチな彼女OPムービー（PULLTOP LATTE） - YouTube
OP主題歌「ドラマティックライン」
作詞 - 灰墨イノリ / 作曲 - ロドリゲスのぶ / 編曲 - 福生弦太 / 歌 - 灰墨イノリ[4]

サウンドトラック[編集]

初回版には「オフィスで誘うエッチな彼女 オリジナルサウンドトラック」が特典として添付（ダウンロード配布）された。主題歌1曲とゲーム内で使用された全BGM12曲が収録されている[4]。

収録曲
#タイトル作詞作曲時間
1.「ドラマティックライン」(歌：灰墨イノリ)灰墨イノリロドリゲスのぶ
2.「一日の始まり」 ロドリゲスのぶ
3.「街の灯火」 ロドリゲスのぶ
4.「月夜に照らされて」 ロドリゲスのぶ
5.「今日はお休み!」 ロドリゲスのぶ
6.「賑やかな毎日」 ロドリゲスのぶ
7.「メランコリック」 ロドリゲスのぶ
8.「今日のお仕事」 ロドリゲスのぶ
9.「思案中……」 ロドリゲスのぶ
10.「一緒にお出かけ」 ロドリゲスのぶ
11.「初めての感情」 ロドリゲスのぶ
12.「大切な人のために」 ロドリゲスのぶ
13.「My Lover」 ロドリゲスのぶ
合計時間:

反響[編集]

売り上げ[編集]

本作は発売月（2017年3月）の売り上げにおいて、Getchu.comの集計では12位[13]、アダルトゲーム月刊誌『BugBug』の集計では14位[14]を記録した。発売年（2017年）においては、Getchu.comの集計では上位50位の圏外[15]、『BugBug』の集計では上位20位の圏外[16]であった。

人気投票[編集]

2017年の美少女ゲーム人気投票における本作の位置
部門名 Getchu.com BugBug アワード
総合 圏外/20位 圏外/20位 圏外/50位
シナリオ 圏外/10位 圏外/20位 部門なし
グラフィック 圏外/10位 部門なし 部門なし
音楽 圏外/10位 圏外/20位 部門なし
システム 圏外/10位 圏外/20位 部門なし
ヴォイス 部門なし 圏外/20位 部門なし
ムービー 圏外/10位 部門なし 部門なし
エッチ 圏外/10位 圏外/20位 部門なし
キャラクター 0人/20位 0人/20位 部門なし

本作は発売月（2017年3月）のユーザー人気投票において、Getchu.comの上位10位の圏外[17]であった。発売年（2017年）の人気投票においては、Getchu.comでは全部門で圏外[18]、『BugBug』では全部門で圏外[16]、萌えゲーアワードでは上位50位の圏外[19]であった（表：「2017年の美少女ゲーム人気投票における本作の位置」に一覧を示す）。

批評[編集]

『BugBug』2017年6月号に本作のレビューが掲載された[20]。本作の主人公は大企業に入社し、気立ての良い美人の先輩からOJTを受け、有能でセクシーな上司に気に入られ、年下の女学生からは純粋な好意を寄せられる[20]。レビュアーはそのような展開に「ご都合主義」と苦笑させられたとしつつ、気付けば主人公と主人公を取巻く環境に感情移入していたと述べている[20]。

レビュアーは、本作の一番の見所は神聖なる職場でのエッチシーンであると述べている[20]。本作のエッチシーンはビジュアルもエロくて迫力満点であると述べ、慣れ親しんだ場での行為がプレイヤーの劣情を掻き立てると評している[20]。

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 最終話が白黒演出になる、コーチが血を吐くなどの『トップをねらえ!』の有名な見所が、『ドン・ガスター』の名場面として話題に上る[9]。『トップ』の決戦兵器の名称は「ガンバスター」。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e “スペック”. オフィスで誘うエッチな彼女 公式サイト. PULLTOP LATTE. 2020年4月29日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 「新着GAME NAVI “オフィスで誘うエッチな彼女”」、『BugBug』2017年4月号、108-109頁。
  3. ^ a b 製品付属のユーザーマニュアルより。
  4. ^ a b c d “ダウンロードキャンペーン”. オフィスで誘うエッチな彼女 公式サイト. PULLTOP LATTE. 2020年4月29日閲覧。
  5. ^ “SPECIAL”. オフィスで誘うエッチな彼女 公式サイト. PULLTOP LATTE. 2020年4月29日閲覧。
  6. ^ “新着GAME NAVI「オフィスで誘うエッチな彼女」”. BugBug (富士美出版): 78頁. (2017年2月号). 
  7. ^ “オフィスで誘うエッチな彼女”. アクラス. 2020年4月30日閲覧。
  8. ^ a b c d e “CHARACTER”. オフィスで誘うエッチな彼女 公式サイト. PULLTOP LATTE. 2020年4月29日閲覧。
  9. ^ a b c d e f g h i 『オフィスで誘うエッチな彼女』本編より。
  10. ^ “お知らせ”. なるみすずね公式ブログ「なるみぶろぐ」. なるみすずね (2016年12月2日). 2020年4月30日閲覧。
  11. ^ “3/24発売「オフィスで誘うエッチな彼女」”. あいざわひろし公式ブログ「HIGH RISK REVOLUTION」. あいざわひろし (2017年3月21日). 2020年4月30日閲覧。
  12. ^ “商品宣伝”. Twitter. メディオ! (2017年1月20日). 2020年4月30日閲覧。
  13. ^ “2017年3月 ゲーム・セールスランキング”. PCゲーム. Getchu.com. 2021年1月12日閲覧。
  14. ^ 「カウントダウンBUG!」、『BugBug』2017年6月号、8頁。
  15. ^ “2017年 年間セールスランキング”. PCゲーム. Getchu.com. 2021年1月12日閲覧。
  16. ^ a b 「読者が選ぶ!! 美少女ゲーム年間ランキング2017」、『BugBug』2018年4月号、142-153頁。
  17. ^ “月間げっちゅ投票「このゲームはプレイしとけ!」2017年3月発売タイトル 結果発表”. PCゲーム. Getchu.com. 2021年1月12日閲覧。
  18. ^ “美少女ゲーム大賞2017 結果発表”. PCゲーム. Getchu.com. 2021年1月12日閲覧。
  19. ^ “萌えゲーアワード2017 年間ランキング確定!”. 萌えゲーアワード. 2021年1月12日閲覧。
  20. ^ a b c d e 「イチオシ! BUG'Sレビュー “オフィスで誘うエッチな彼女”」、『BugBug』2017年6月号、164頁。

参考文献[編集]

  • 『BugBug』2017年4月号、富士見出版、2017年3月3日。 
  • 『BugBug』2017年6月号、富士見出版、2017年5月2日。 
  • 『BugBug』2018年4月号、富士見出版、2018年3月2日。 

外部リンク[編集]

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