ウイルス治療

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ウイルス治療ウイルスちりょう)とは、無毒化したウイルスに目的の遺伝子を組み込み、それを患部の細胞組織に感染させることによって、改善または完治を目指す治療である。現在、克服すべき課題が多く、実用段階にはない。患部にウイルスを注射するわけであるから、全身がウイルスに感染する可能性がある。が、普通はそんな事が起こらないように考えて系を作っている。遺伝子の組込み効率の問題や、改変された細胞が、細胞分裂で増殖して定着するか、などの問題がある。

代表例が、現在の遺伝子治療である。(ウイルスによるガン治療は後述。)

なお、病原性のウイルス感染に対する治療は、抗ウイルス治療という。しかし、「抗」をつけ忘れて、単にウイルス治療ということがある。
(詳しくは、抗ウイルス治療を参照。)

[編集] ウイルスによるガン治療

ガン細胞の強い増殖力を利用して、ガン細胞に改変ウイルスを導入して、アポトーシス(細胞の自殺)を誘導したりして、腫瘍の根絶を目指す治療である。

岡山大学大学院医歯学総合研究科の田中紀章教授らのグループは、ガン細胞のみを殺すウイルス治療薬を開発するために、ベンチャー企業を設立した。アデノウイルステロメラーゼを組み合わせるものである。(2004年4月6日)