イン ザ・ミソスープ
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『イン ザ・ミソスープ』は、村上龍の小説。1997年に読売新聞社から刊行されたサイコ・サスペンス。後に幻冬舎文庫より文庫化された。
「読売新聞」夕刊に1997年1月27日から、1997年7月31日まで連載され、修正して単行本化している。1998年、読売文学賞を受賞した。
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[編集] ストーリー
夜の歓楽街、風俗のアテンドの仕事をしているケンジ(主人公)に、フランクというアメリカ人の観光客がアテンドの依頼をしてきた。ケンジはフランクと共に行動している間に、フランクに不信感を抱き始め、それは徐々に現実のものとなる……。
[編集] 映画化
2008年5月のイギリスの映画雑誌「Screen」のカンヌ版が、ヴィム・ヴェンダース監督が次回作として、『イン ザ・ミソスープ』を手がけることを発表し、フランク役を米俳優、ウィレム・デフォーが演じる予定で、現在最終調整中であると報じた。
[編集] 解説
あとがきに、「作品の途中で神戸・須磨区の事件(神戸連続児童殺傷事件)が起き、連載の後半で14歳の少年が容疑者として逮捕された」と記述してあり、その事件と重なったこともあって、当時大変な話題作となった。
また、「独立するために多くの人が死んだりという、歴史的苦痛を味わっていない」という風な日本という国独特の危機感が足りないというようなこと、“この国には真剣に生きている人が少ない”と言った様な痛烈な批判も盛り込まれている。
ちなみに、幻冬舎文庫での解説を心理学者の河合隼雄が担当した。