アルファルド
| うみへび座α星[1] Alphard |
|
|---|---|
| 星座 | うみへび座 |
| 視等級 (V) | 2.004[1] |
| 位置 元期:J2000.0[1] |
|
| 赤経 (RA, α) | 09h 27m 35.24270s[1] |
| 赤緯 (Dec, δ) | -08° 39′ 30.9583″[1] |
| 赤方偏移 | -0.000015[1] |
| 視線速度 (Rv) | -4.38km/s[1] |
| 固有運動 (μ) | 赤経: -15.23 ミリ秒/年[1] 赤緯: 34.37 ミリ秒/年[1] |
| 年周視差 (π) | 18.09 ± 0.18 ミリ秒[1] |
| 距離 | 180.21 ± 1.81光年[注 1] (55.28 ± 0.56パーセク)[注 1] |
| 絶対等級 (MV) | -1.709[注 2] |
| 物理的性質 | |
| 半径 | 34.5 R☉ |
| 自転速度 | 17km/s |
| スペクトル分類 | K3II-III [1] |
| 光度 | 400 L☉ |
| 表面温度 | 4,400 K |
| 色指数 (B-V) | +1.44[2] |
| 色指数 (U-B) | +1.72[2] |
| 別名称 | |
| 別名称 | |
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アルファルド(Alphard)あるいはうみへび座α星は、うみへび座で最も明るい恒星で2等星。
目次 |
概要 [編集]
2等星の中では際立って明るいほうではないが、アルファルドの属するうみへび座をはじめ、周囲の星座はろくぶんぎ座、コップ座など暗い星ばかりからなる星座ばかりであるため、その中で橙色に光るこの星は、容易に見つけることができる。
詳しい視線速度測定の結果、視線速度とスペクトル線形の変化があることが分かった。アルファルドの震動(星震という)は複数のものが並行していて、かつ周期的である。期間は数時間から数日である。短期的な変化は、太陽と同様に、星の脈拍の結果であると思われる。また、スペクトル線形と視線速度の非対称である変化の間に、相関関係も見つけられた。アルファルドの震動は、星震学においては非常に興味深いものである[3][4]。
巨星化が進んでおり、太陽の位置においた場合、表面は水星軌道の半分辺りまで達する。巨星または輝巨星であるアルファルドは、同じくらい巨星化が進んだ段階にあるアルクトゥルスやアルデバランと比べて、実際の光度が大きい。また、アルファルドは若干バリウム星としての性質を持っている。バリウム星の多くが、以前は連星だったと考えられている。今のアルファルドより大きかった当時の主星が、先に巨星化して死を迎え、そのときの核融合の結果にできた物質がアルファルドに流れ込んだものであると考えられる[5]。
名称 [編集]
α Hydrae、略称α Hya。アルファルドは、アラビア語由来でفرد|الفرد (al-Fard, Fard)より。意味は「孤独なもの」。周囲に明るい星がないことから名づけられた名前である。別名コル・ヒドレ(Cor Hydrae、ラテン語で「蛇の心臓」の意)はティコ・ブラーエによって名付けられた。丁度、うみへびの心臓に位置することに由来する。
脚注 [編集]
注釈 [編集]
- ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算(誤差も同様)、光年はパーセク×3.26より計算。各有効桁小数第2位
- ^ 視等級 + 5 + 5×log(年周視差(秒))より計算。有効桁小数第3位
出典 [編集]
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r “SIMBAD Astronomical Database”. Results for NAME ALPHARD. 2013年1月23日閲覧。
- ^ a b イェール輝星目録第5版
- ^ Setiawan, J., Roth, M., Weise, P., Dölinger, M. P. (2006) Multi-periodic oscillations of HD 32887 and HD 81797. Memorie della Societa Astronomica Italiana, 77, p.510
- ^ http://www.astronomy.orino.net/site/kataru/galaxy/asteroseismology.html
- ^ http://www.astro.uiuc.edu/~kaler/sow/alphard.html